小樽雪あかりの路2026 完全ガイド|運河を包む光と雪の8日間
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更新日:2 日前
小樽の冬にだけ現れる特別な光景があります。それが「小樽雪あかりの路」。街のあちこちに手づくりのスノーキャンドルが灯り、静かな港町が柔らかい光で包まれます。2026年で28回目を迎えるこのイベントは、観光地としての華やかさではなく、小樽がもつ“やさしさ”と“ぬくもり”を感じられる冬の風物詩です。この記事では、日程・見どころ・アクセス・モデルコース・おすすめ宿泊まで、現地で迷わず楽しめるように整理しました。
開催概要
会場ガイド
小樽運河会場 — 水面に浮かぶ光の道

小樽雪あかりの路の象徴が、ここ運河会場です。かつて港町として栄えた小樽運河の水面に、ガラスの浮き玉キャンドルが並び、風にゆれる炎が運河を照らします。観光客だけでなく、地元の人々も毎年この灯りを見に足を運びます。
おすすめ時間帯は19時前後。浅草橋や中央橋からの眺めがとくに人気で、三脚を使うと幻想的な写真が撮れます。
天狗山会場 — 夜景と光が交わる展望台

ロープウェイで山頂へ上ると、眼下に広がるのは小樽の夜景と、街に点在するスノーキャンドルの光。澄んだ冬の空気の中で見るこの景色は、まさに“空からの雪あかり”。ロープウェイ最終便(20:00前後)を確認して、夜景鑑賞の時間を確保しておきましょう。
旧手宮線会場 — 静かな線路に続く灯り
JR小樽駅から徒歩10分。かつて港と炭鉱をつないだ線路跡が、冬の間だけキャンドルの道に変わります。雪の壁に灯された小さな炎が、遠くまで続く様子はどこか懐かしく、静かな時間を過ごしたい人におすすめです。
日中は散策路として歩けるので、昼と夜の表情の違いを楽しむのも一興です。
モデルコースで楽しむ
2時間コース(短時間でも満足)
18:00 小樽駅到着
18:15 旧手宮線会場を散策
19:00 運河会場でライトアップ鑑賞
19:45 北一ホールで休憩
おすすめポイント:移動は徒歩のみ。雪道でも歩きやすい靴を。
4時間コース(夜景まで満喫)
17:00 旧手宮線 → 運河会場
19:00 小樽運河食堂で夕食
20:00 天狗山ロープウェイで夜景観賞
おすすめポイント:カメラ愛好家に人気。三脚と手袋は必須。
1泊2日コース(昼と夜の小樽を体験)
1日目:昼に小樽到着 → 小樽芸術村や堺町通り → 夜は雪あかりの路2日目:天狗山展望台やガラス工房、カフェめぐり
アクセスと移動手段
JR札幌駅から快速「エアポート」で約45分(小樽駅下車)
小樽駅から各会場までは徒歩圏内
天狗山へは「天狗山ロープウェイ行き」バスを利用(約15分)
イベント期間中は市内駐車場が混雑するため、公共交通の利用がおすすめ
防寒・撮影のポイント
2月の小樽は平均気温−6℃前後。足元の凍結に注意し、滑り止め付きブーツ・手袋・保温飲料を準備しましょう。スマートフォンのバッテリーは寒さで減りやすいため、モバイルバッテリーも必須です。
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年の日程は確定? A. 2026年2月7日(土)〜14日(土)で正式案内済み(市・観光サイト等)。
Q. 点灯時間は? A. 例年17:00〜21:00。2026年も同傾向の見込み。
Q. 体験イベントは? A. ボランティアガイド企画やワックスボウル制作体験などが例年実施。直前に公式発表を確認。
トイレ・荷物置き場
小樽駅構内トイレ:清潔で24時間利用可。
コインロッカー:小樽運河観光案内所(港町5-4)などに設置(数に限りあり)。
小樽雪あかりの路会場マップ
雪あかりの路は、派手なイルミネーションではなく、人の手でつくられた光が街を温めるイベントです。日々の喧騒から少し離れて、足元の灯りをひとつずつ見つめながら歩く時間は、冬の旅の中でも特別なひとときになるでしょう。
2026年の冬、小樽の街が静かに輝く8日間。暖かい服装で、ぜひ歩いて感じてみてください。
