【2025年冬版】小樽の半日観光モデルコース|小樽駅から小樽運河・堺町通りを徒歩で巡る王道ルート
- cotaru公式
- 5 日前
- 読了時間: 8分

初めて小樽に来る人が「半日あればどこを回ればいいか」をすぐにイメージできるように、小樽駅から小樽運河、堺町通りまでを徒歩だけで巡る王道ルートをまとめました。
・想定滞在時間:3〜5時間(半日)
・主な移動手段:JR+徒歩のみ
・主なエリア:JR小樽駅〜小樽運河〜堺町通り
・対象:札幌・新千歳からの日帰りや、短時間だけ小樽を歩きたい人
スポットの位置は、下部のGoogleマップ用リストから確認できます。
小樽の半日観光モデルコース|小樽駅から小樽運河・堺町通りを徒歩で巡る王道ルート
目次
小樽の半日観光モデルコースの前提
想定する読者・旅行パターン
このモデルコースは、次のような人を想定しています。
札幌・新千歳空港エリアからJRで小樽に来る人
初めて小樽を訪れる人
滞在時間が半日(3〜5時間)程度の人
小樽の「定番エリア」だけを無理なく押さえたい人
小樽市内全体を回るのではなく、「初回訪問で外したくない王道エリア」に範囲を絞っています。
コースに含めるエリアと含めないエリア
本記事のコースで重点的に扱うのは以下のエリアです。
JR小樽駅周辺
小樽運河(特に浅草橋〜中央橋周辺)
堺町通り(ガラス・オルゴール・スイーツの店舗が集まる観光通り)
一方で、時間がかかる以下のエリアは「アレンジ例」にとどめます。
天狗山ロープウェイ
小樽水族館エリア
手宮エリア(小樽市総合博物館本館など)
半日という限られた時間で「小樽らしい街歩き」を優先するため、移動時間の大きい場所は外しています。
移動手段と服装の目安
移動はすべて徒歩を前提とします。
JR小樽駅〜小樽運河〜堺町通りは大きな坂が少なく、徒歩での移動がしやすいエリアです。
冬季(12〜3月頃)は路面が滑りやすくなるため、防滑性のある靴や防寒着を用意すると安心です。
小樽駅・小樽運河・堺町通りの位置関係と移動時間
各エリアのおおよその位置
JR小樽駅
住所:北海道小樽市稲穂2丁目22-15
小樽運河(浅草橋周辺)
代表スポット:浅草橋(住所:北海道小樽市港町5)
堺町通り
代表地点:小樽堺町通り商店街観光案内所(住所:〒047-0027 北海道小樽市堺町6-11)
JR小樽駅から国道5号沿いの中央通りをまっすぐ海側へ進むと小樽運河に着き、そこから南側へ歩くと堺町通りエリアに入る動線です。
徒歩での移動時間目安
JR小樽駅 → 小樽運河(浅草橋付近):徒歩約10〜15分
小樽運河(浅草橋付近) → 堺町通り入口:徒歩約5〜10分
堺町通りを北端から南端まで歩く:寄り道せずに徒歩約20分前後
全体として、往復を含めても「歩く時間」は1〜1.5時間程度で収まるケースが多く、残りの時間を観光や飲食、買い物に充てるイメージです。
COTARUの位置関係
レンタサイクルとカフェを併設するCOTARUは、JR小樽駅・小樽運河のどちらからも徒歩約5分の場所(住所:〒047-0032 北海道小樽市稲穂3-1-1、中央通り沿い)にあります。
駅から運河へ向かう途中に立ち寄りやすい位置にあるため、
小樽到着直後の情報収集・休憩
モデルコースの前後にレンタサイクルで別エリアを回る
といった使い方がしやすい拠点です。
小樽半日モデルコース(王道タイムライン)
ここでは、午前スタートと午後スタートの2パターンを示します。実際には、到着時間や食事の時間に合わせて前後させて問題ありません。
午前スタート例(09:30〜13:30・約4時間)
9:30 JR小樽駅に到着
駅舎や駅前広場で、周辺の雰囲気を軽く確認します。
9:40 三角市場・駅前エリアを短時間でチェック
駅横にある市場をのぞき、海鮮丼などの雰囲気だけつかんでおきます。
朝食やランチを市場で取りたい場合は、このタイミングで調整します。
10:10 小樽駅から小樽運河へ徒歩移動(約10〜15分)
中央通りを海側に向かって直進します。
途中、COTARU前を通過する動線になるため、トイレ休憩や飲み物の購入もここで可能です。
10:25〜11:00 小樽運河(浅草橋〜中央橋)を散策
浅草橋街園から運河沿いを歩き、写真撮影に適した場所を中心に回ります。
運河クルーズを利用する場合は、事前予約状況や運航時間に合わせてここで時間を確保します。
11:00〜11:10 小樽運河から堺町通りへ徒歩移動(約5〜10分)
運河を離れ、メルヘン交差点方面へ進むと堺町通りエリアに入ります。
11:10〜12:30 堺町通りを散策
北一硝子三号館や小樽オルゴール堂本館、ルタオ本店など、代表的な店舗を中心に見て回ります。
スイーツや軽食、ソフトクリームなどもこの時間帯に取りやすいです。
12:30〜13:00 お土産購入・休憩
堺町通り内でお土産を揃えます。
南小樽駅側からJRに乗る場合は、終了後に南小樽駅まで徒歩移動(約7〜10分)すると、そのまま札幌方面へ戻りやすくなります。
午後スタート例(13:00〜17:00・約4時間)
13:00 JR小樽駅に到着
午前と同様に駅前の雰囲気を確認します。
13:10〜13:25 小樽駅から小樽運河へ徒歩移動
中央通りを海側に向かって直進します。
途中でCOTARUに立ち寄って、ドリンク休憩や簡単な相談をすることも可能です。
13:25〜14:00 小樽運河を散策
昼間の運河の風景を撮影します。
冬季は日没時間が早いため、午後スタートの場合でも明るいうちの観光が中心になります。
14:00〜14:10 小樽運河から堺町通りへ徒歩移動
14:10〜15:30 堺町通りで買い物・スイーツ・カフェ
北一硝子三号館のショップや北一ホールで小休憩。
ルタオ本店や周辺店舗でスイーツを楽しみます。
15:30〜16:30 ゆっくり散策しながら駅方面へ
堺町通り南端(メルヘン交差点付近)から南小樽駅へ歩くか、来たルートを戻って小樽駅へ向かいます。
途中で追加のカフェや軽食を入れるなど、時間に応じて調整します。
立ち寄りスポットの詳しい紹介
◯JR小樽駅と駅前エリア
名称:JR小樽駅
住所:北海道小樽市稲穂2丁目22-15
特徴:函館本線の主要駅で、小樽観光の起点となる駅です。
駅前から海側へ伸びる「中央通り」が、小樽運河や堺町通りへ向かう基本ルートです。この通り沿いにCOTARUなどの店舗が並びます。
COTARU
住所:〒047-0032 北海道小樽市稲穂3-1-1
アクセス:JR小樽駅から中央通りを海側へ徒歩約5分、小樽運河へ向かう途中に位置します。
概要:カフェとレンタサイクル、おたる案内人による観光案内機能を兼ね備えた店舗です。
徒歩のみで回る場合でも、到着直後やコース終了後の休憩地点として使いやすい場所にあります。
◯小樽運河(浅草橋〜中央橋)
小樽運河は、倉庫群と石造りの護岸で知られる小樽観光の代表的なエリアです。とくに浅草橋街園は、運河北側の撮影スポットとして定番です。
代表地点名:浅草橋
住所:北海道小樽市港町5
JR小樽駅からの徒歩時間:約10〜15分
モデルコースでは、浅草橋から中央橋方面へ運河沿いを歩きながら、
倉庫群の外観
運河のカーブがきれいに見える位置
などを中心に回ると、短時間でも運河らしい景観を押さえられます。
運河クルーズを利用する場合は、乗船時間と運航本数が限られることが多いため、事前に公式サイトで時間を確認してからスケジュールを組むことをおすすめします。
◯堺町通りと代表的な店舗
堺町通りは、ガラス工芸、オルゴール、スイーツなどの店舗が約1.2kmにわたって並ぶ観光通りです。
北一硝子三号館
名称:北一硝子三号館
住所:〒047-0027 北海道小樽市堺町7-26
特徴:ガラス製品を中心としたショップで、建物は1891年に漁業用倉庫として建てられた石造りの倉庫です。
店内にはガラス製の食器やグラス、ランプなどが多く並び、一部には喫茶スペース「北一ホール」も併設されています。
小樽オルゴール堂 本館
名称:小樽オルゴール堂 本館
住所:〒047-0015 北海道小樽市住吉町4-1
特徴:メルヘン交差点に位置する国内最大級のオルゴール専門店で、歴史的建造物を活用した店舗です。
店内には多数のオルゴールが並び、購入だけでなく観賞目的で訪れる観光客も多い施設です。
小樽洋菓子舗ルタオ本店
名称:小樽洋菓子舗ルタオ本店
住所:〒047-0027 北海道小樽市堺町7-16
特徴:チーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で知られる洋菓子店の本店です。
1階は洋菓子の販売、2階は喫茶スペースになっており、店舗限定メニューやスイーツプレートなどを楽しめます。
モデルコース上では、
北一硝子三号館でガラス製品を見る
ルタオ本店でスイーツ休憩
メルヘン交差点付近の小樽オルゴール堂本館を訪れる
といった流れで、堺町通りの代表的なスポットを短時間で押さえられます。
所要時間別のアレンジ例
約3時間で回りたい場合(短縮版)
小樽駅 → 小樽運河 → 堺町通り → 南小樽駅(または小樽駅へ戻る)
食事は軽めにし、買い物も最小限にとどめます。
堺町通りでは、北一硝子三号館とルタオ本店など、訪問先を2〜3か所に絞ると移動がスムーズです。
約5時間まで使える場合(ゆったり版)
小樽運河でクルーズを追加する
堺町通りでのカフェ休憩やランチをしっかり取る
旧手宮線跡や金融資料館、小樽芸術村などを1か所だけ追加する
追加スポットは、移動時間を考慮して1〜2か所にとどめると、全体の行程が詰まりすぎず扱いやすくなります。
レンタサイクルを組み合わせたい場合
半日は徒歩で王道エリアを回り、前後の時間帯にCOTARUのレンタサイクルで別エリア(天狗山、水族館、祝津エリアなど)を回すパターンもあります。
坂道が多いエリアを効率的に回りたい場合は、電動アシスト自転車を利用すると移動時間を短縮しやすくなります。
モデルコースの使い方と関連ガイド
この半日モデルコースは、以下のような使い方を想定しています。
小樽観光の初日・初回訪問で、まず小樽駅〜運河〜堺町通りを押さえる
「王道ルート」を基準に、時間や天候に合わせてアレンジする
ランチやスイーツ、アクセス情報などは個別の記事で詳しく確認する
あわせて確認しておくと便利なガイドの例:
小樽ランチの選び方やエリア別の店をまとめた「小樽ランチガイド」
スイーツ・カフェを詳しく紹介する「小樽スイーツガイド」
札幌・新千歳空港からJRで小樽に来るルートを説明した「JRで小樽に行く方法」
車で訪れる人向けの「小樽駐車場ガイド」
これらの記事と組み合わせることで、半日だけでなく1日〜2日の滞在でも計画を立てやすくなります。
