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小樽クルーズおすすめ完全ガイド|運河・青の洞窟【2026】

  • 2025年10月29日
  • 読了時間: 11分

更新日:6月4日

小樽は「運河の街」と「海の街」、二つの顔を持つ港町です。街並みを船で巡る運河クルーズから、断崖と青い海が続く海岸線ツアーまで、目的に合わせて選べるクルーズが揃っています。この記事では街並み派・絶景派・家族派・のんびり大型船派の4タイプ別に厳選した事業者を紹介し、2025年7月の落石事故以降の青の洞窟最新状況も含めた2026年版ガイドとしてまとめました。



小樽クルーズの全体像 — 「運河」と「海」ふたつの楽しみ方

夜のライトアップに映える小樽運河を行く観光クルーズ船

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


小樽のクルーズは大きく「運河エリアを巡るタイプ」と「港から海岸線・青の洞窟方面へ出るタイプ」のふたつに分けられます。前者は歴史ある石造倉庫群を水面から眺める街歩き感覚のツアーで、後者は小樽海岸国定公園の断崖と透き通る青い海が舞台となります。

所要時間の目安は運河クルーズが約40分、海岸線・青の洞窟系が約70〜90分です。体力や天候、同行者の年齢に合わせて選ぶと満足度が高まります。

天候と海況は乗船体験に直結します。運河クルーズは比較的波の影響を受けにくい半面、海岸線ツアーは悪天候時に欠航または港内コースへの変更が発生します。当日の判断は各社の公式サイトや電話で最終確認をしてください(特に夏の日本海側は朝の天気が午後から変わることも少なくありません)。

小樽港は中央橋付近・北運河(色内3丁目)・祝津マリーナなど、タイプや事業者によって発着場所が異なります。各社の発着所を事前に地図で確認しておくとスムーズです。


小樽港は小樽中心部からも近く、JR小樽駅から多くの乗り場にアクセスできます(公式サイトで確認)。


タイプ① 街並み派 — 運河の歴史と夜景を堪能

運河エリアを船で巡る「街並み派」のクルーズは、石造倉庫が並ぶ小樽の歴史的景観を水上から楽しめます。所要時間が約40分とコンパクトで、体力に自信のない方や天候が不安定な日にも向いています。昼間は石造倉庫の風格が際立ち、夜はガス灯のライトアップが水面に映え、時間帯によって全く異なる表情を楽しめます。

小樽運河クルーズ(公式サイト: otaru.cc)は運河の中心部・中央橋横を発着する通年営業の観光船です(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽市港町5-4(中央橋横)

所要時間

約40分

デイクルーズ料金

大人 1,800円 / 子供(6〜12歳)500円

ナイトクルーズ料金

大人 2,000円 / 子供 500円

運航時間

10:00〜18:30(30分間隔)/ ナイト 19:00〜20:00

定休日

12月31日・1月1日のみ

予約・問合せ

otaru.cc / 0134-31-1733


デイクルーズとナイトクルーズではまったく異なる景観が待っています。夕方以降の便は人気のため早めの予約が安心です。冬季は屋根付き・シートヒーター搭載の船が使われるため、雪の運河風景も楽しめます。

PONTE(ポンテ)(公式サイト: otaru-cruise.jp)は運河とガラス工房が集まる色内エリアから出発する40分の水上散策です(公式サイトで確認)。

項目

内容

所要時間

約40分

昼間料金

大人 3,000円 / 子供(3歳〜小学生)2,000円

夜間料金

大人 3,500円 / 子供 2,500円

運航時間

夏期(4〜10月)9:00〜20:00 / 冬期(11〜3月)10:00〜16:00

予約

3日前までに要予約 / 080-9325-5678

公式サイト

otaru-cruise.jp


※ PONTEは2026年2月に国土交通省北海道運輸局から改善命令(業務停止ではなく改善命令)を受けた記録があります(公式サイトで確認)。現在も運航は継続していますが、予約時に最新の運航状況をご確認ください。


タイプ② 青の洞窟絶景派 — 自然の迫力を体感

青の洞窟入口付近で停船する観光ボートと断崖絶壁

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


小樽海岸国定公園の海岸線を行く「絶景派」のクルーズでは、断崖絶壁が続く荒々しい地形と、ターコイズブルーに輝く海を体感できます。ただし、2025年7月17日に発生した落石事故の影響で、2026年シーズンも洞窟内への進入が中止されています。

2025年7月17日午後2時頃、青の洞窟の出入口付近で直径約2メートルの岩が上部の壁面から落下しました(負傷者なし)。この事故を受けて、青の洞窟・窓岩周辺海域等利用協議会および一般社団法人おたる港クルージング協会は当日中に洞窟内進入の中止を決定しました。その後も「対策工事が実施されない限り進入を認めない」方針が維持されており、2026年シーズン現在も中止が継続しています(再開時期は未定)。

各事業者は洞窟の入口付近で停船して見学するコースに変更して運航を続けており、透き通る青い海と周囲の断崖を楽しむことは変わらずできます。洞窟内部への進入を期待して予約する場合は、最新状況を各社公式サイトで必ずご確認ください。

以下は、調査時点(2026年5月3日)で公式サイトを確認した3社の情報です。

龍宮クルーズ(公式サイト: hokuo-marine.com)は所要約70分で小樽海岸国定公園の海岸線を巡る本格的なツアーです(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽市港町4-5付近

所要時間

約70分

料金(2026年感謝祭特価)

大人(23歳以上)5,500円 / U22(中学生〜22歳)5,000円 / 小人(3歳〜小学生)3,500円

通常料金

大人 6,000円 / U22 5,500円 / 小人 4,000円

悪天候時

港内コース(約40分)大人 3,000円 / 小人 2,000円

運航期間

4月上旬〜10月下旬

予約

hokuo-marine.com / 0134-32-3911


公式サイトには「落石の危険があるため、洞窟内には入りません」と明記されています。悪天候時は港内コースに変更となり料金も変わります。

元祖!小樽青の秘境クルーズ・ツウセン(公式サイト: tuusen.com)は北運河の小樽運河公園前を発着する、往路12kmの長距離コースが特徴です(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽市色内3-3-1(北運河・小樽運河公園前)

所要時間

約70分

料金

大人 4,950円(ネット予約決済価格)

コース

小樽運河〜小樽海岸国定公園〜青の洞窟周辺(全長12km)

サンセットクルーズ

6月上旬〜8月上旬 17:40発(1日1便)

運航期間

4月1日〜(季節により便数変動)

予約

tuusen.com / 0134-23-8942

駐車場

クルーズ中2時間無料


ツアー名を「元祖!小樽青の秘境クルーズ」と改称して運航しており、6〜8月のサンセット便は夕日が海面に映える特別な体験となります。

小樽青の洞窟わくわくクルージング(公式サイト: otarublue.com)は小樽市内からの無料送迎(2名以上)があるため、レンタカーを持たない観光客にも便利な選択肢です(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽市色内3丁目6-17(北運河船着場・運河公園前)

所要時間

約70〜80分

料金

大人(12歳以上)6,500円 / 小学生 4,500円 / 未就学児(2〜6歳)1,500円 / 乳幼児(0〜1歳)無料

小樽市内送迎

無料(2名以上)

運航期間

春〜秋(10月中旬頃まで)

予約

070-2218-5599 / info@otarublue.com


公式サイトには「2025年7月18日より洞窟内への侵入を中止」と明記されており、現在は洞窟周辺の国定公園クルーズとして運航しています。


タイプ③ 家族体験派 — 子ども連れでも安心

家族連れがグラスボートで海底を覗き込む体験シーン

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


小さな子ども連れのご家族には、海底が見えるグラスボートや少人数制の小型ボートが人気です。揺れが少ない海況での体験型クルーズとして位置づけられており、子どもの年齢や体力に合わせた選択が可能です。

2026年シーズンから新たに参加できるブルーグロット(公式サイト: bluegrotto.jp)はGW開幕予定です。祝津マリーナ周辺を発着する屋根付き船で、詳細はGW前後に公式サイトで最新情報をご確認ください。

小樽グラスボート(公式サイト: otaru-gb.jp)は北海道唯一のグラスボートで、船底のガラス越しに海底を観察できる体験が特徴です(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽市祝津3丁目197(祝津マリーナ)

所要時間

約60分

料金

大人 5,500円 / 小学生 2,300円 / 小学生未満 無料

運航時間

8:30〜17:30(9:00 / 10:30 / 12:00 / 13:30 / 15:00 / 16:30 発)

営業期間

2026年5月1日〜10月4日

予約

otaru-gb.jp / 090-7621-1092


屋根とサイドシート付きで急な天候変化にも対応しています。日差しが強い夏の午前中の便は海の透明度が高く、海底が見えやすい時間帯です。

プロロマリン(公式サイト: otaru.fun)はかつない臨海公園前を発着する小型ボートで、少人数での臨場感ある海上体験ができます(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽市築港8-1(かつない臨海公園前)

所要時間

約70分(往復)

料金

大人(12歳以上)6,000円 / 小人(12歳以下)3,500円 / 幼児 1,500円 / 貸切(1〜9名)50,000円/組

特徴

マイクロバス送迎対応・屋根付き船

運航期間

春〜秋

予約

otaru.fun / 090-7283-3555


※ 旧記事に掲載されていた「マリンクルーズOTARU」は、発着所住所(築港8-1・かつない臨海公園前)が同一であることから、プロロマリン(公式サイト: otaru.fun)として統合しています。独立した公式サイトや連絡先が確認できなかったため、改めて独立した事業者かどうかは【要確認】です。


タイプ④ のんびり大型船派 — 天候に強く快適

あおばと大型観光船から望む祝津灯台と海の風景

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


荒れた海況でも比較的安定して乗れる大型船を選びたい方向けのタイプです。定員60〜80名規模の観光船で、屋根付きの甲板から海岸線の景色をゆったりと楽しめます。小さなお子さんからご高齢の方まで幅広く対応しており、揺れが苦手な方にも安心感があります。

小樽海上観光船「あおばと」(公式サイト: otaru-kankousen.jp/aobato)は小樽観光振興公社が運航する大型観光船で、航路によって大きく異なる景色を楽しめます(公式サイトで確認)。

コース

所要時間

大人料金

小人料金

祝津航路(片道)

約20分

1,100円

550円

赤岩航路(往復)

約45分

2,400円

1,200円

オタモイAコース

約90分

3,600円

1,800円

オタモイB〜Dコース

約40〜65分

2,400円

1,200円


項目

内容

発着所

小樽港第3号ふ頭

運航期間

2026年4月18日(土)〜10月18日(日)

予約

0134-29-3131(小樽観光振興公社)

特徴

定員68〜84名・団体割引あり(15名以上)


祝津航路は片道1,100円からと手軽に乗れる入門コースです。一方、オタモイAコースは約90分で海蝕洞門や断崖絶壁が続く迫力の航路です。

屋形船「かいよう」(公式サイト: otaru-kankousen.jp/kaiyo)は小樽の港をゆっくり巡る日本情緒あふれる屋形船で、土日祝限定の運航です(公式サイトで確認)。

項目

内容

発着所

小樽港第3号ふ頭付近

所要時間

約40分

料金

大人 1,800円 / 小人 900円

運航日

土曜・日曜・祝日のみ(平日運休)

運航時刻

11:30 / 13:30 / 15:30 発

運航期間

2026年4月18日(土)〜10月18日(日)

貸切

60分 38,000円 / 90分 60,000円(1週間前までに要予約)

予約

0134-29-3131(小樽観光振興公社)


乗船定員55名の屋形船は土日祝限定の運航です。午前中に運河散策をしてから昼過ぎの便に乗る、というプランと相性がよいです。


季節別の楽しみ方 — いつ行くのがよいか

小樽のクルーズシーズンは春から秋が中心ですが、運河クルーズのみ通年楽しめます。季節ごとの特徴を把握しておくと、より充実した体験につながります。

春(5〜6月)は気温13〜19度で、夏ほどの混雑がなく比較的穏やかな海況が続きます。グラスボートは5月1日に営業を開始し、ツウセンは4月1日から運航しています。GW(5月3〜6日頃)は混み合いますが、事前予約があれば確実に乗船できます。6月上旬からはツウセンのサンセット便(17:40発)も始まり、日没が遅くなる北海道の初夏ならではの夕暮れクルーズが楽しめます。

夏(7〜8月)は小樽を訪れる観光客数が最多となるシーズンです(公式サイトで確認)。青の洞窟系ツアーの予約は週末・お盆期間中に特に集中するため、1〜2週間前の予約が安心です。2026年シーズンは青の洞窟内進入中止の影響で、例年と比べて予約が落ち着いている傾向があります。

秋(9〜10月)は空気が澄んでいて海況も比較的安定しやすく、景色がよく見えるシーズンです。多くの事業者が10月中旬〜下旬に営業を終えるため、10月上旬が最後のチャンスです。小樽グラスボートは10月4日まで、あおばと・かいようは10月18日まで運航しています。

冬(11〜3月)は小樽運河クルーズとPONTEのみが運航を続けます(冬期はPONTEが時間を短縮)。青の洞窟系クルーズはすべて冬季運休となります。冬の運河クルーズは雪化粧した石造倉庫とガス灯のライトアップが幻想的な景観を作り出します。


予約・服装・注意点まとめ

クルーズ乗船前に知っておくと安心なポイントをまとめました。

予約と当日確認については、各社の公式サイトから直接行うのが基本です。GW・お盆・紅葉シーズンの週末は特に埋まりやすいため、旅行の1〜2週間前には予約をしておくとよいです。当日の天候によって欠航や航路変更が生じる場合があります。乗船直前に各社の公式サイトや電話で運航状況を確認してください。

服装については、海の上は陸地より5〜10度ほど体感温度が低くなります。夏でも薄手の羽織りを一枚持参すると快適です。日差しの強い夏は帽子と日焼け止め、長時間の屋外滞在になる70〜90分コースは特に対策が必要です。雨具(カッパ)はコンパクトなものを持参しておくと安心です。

乗り物酔いが心配な方は、乗船の30〜60分前に酔い止め薬を飲んでおくと効果的です。波が高い日は酔いやすくなるため、体調が優れない場合は乗船を控える判断も大切です。

カメラ・スマートフォンは落水防止のためネックストラップや防水ケースをご活用ください。洞窟付近では飛沫が飛ぶことがあります。各社のキャンセル規定は事業者によって異なります。予約時に確認しておいてください。


まとめ — あなたに合うクルーズはこれ

4タイプの特徴を早見表で確認してください。

タイプ

向いている人

代表的な事業者

料金目安

運航期間

街並み派

歴史・夜景を楽しみたい / 短時間希望

小樽運河クルーズ / PONTE

1,800〜3,500円

通年

絶景派

海と断崖の景色を体感したい

龍宮クルーズ / ツウセン / わくわくクルージング

4,950〜6,500円

4〜10月

家族体験派

子ども連れ / 海底観察 / 少人数希望

小樽グラスボート / プロロマリン

5,500〜6,000円

5〜10月

大型船派

揺れが苦手 / ゆったりしたい

あおばと / かいよう

1,100〜3,600円

4〜10月


小樽の街をさらに満喫したい方には、クルーズと組み合わせてCOTARUのレンタサイクルを活用するプランがあります。クルーズ後、自転車で運河沿いを走って街なかを散策するルートは、移動の楽しさも旅の一部になります。

COTARUのカフェでは、小樽港で水揚げされた地元の食材を使ったメニューや、休憩に最適なドリンクを提供しています。クルーズ前後のひとときをお過ごしください。


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