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札幌→小樽 普通列車ガイド|途中下車・車窓の楽しみ方

  • 2 時間前
  • 読了時間: 6分

急いで小樽に向かう必要がないなら、普通列車の旅を選んでみてください。快速エアポートより10〜15分ほど多くかかりますが、快速が停まらない銭函・朝里・南小樽に立ち寄れます。石狩湾沿いを走る海岸線の車窓は、普通列車に乗るからこそ長く楽しめる景色です。一日散歩きっぷを活用すれば、途中下車しながらでもお得に移動できます。


普通列車の基本情報

函館本線の海沿い区間を走る列車と石狩湾の風景

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


JR函館本線の普通列車は、札幌駅から小樽駅まで全駅に停車しながら走ります。


所要時間は約45〜50分です。日中は1時間に2〜3本が運行されており、早朝から深夜まで幅広い時間帯で利用できます。なお、早朝・深夜には快速エアポートが運行しない時間帯もあるため、そういった時間帯の移動では普通列車が頼りになります。

運賃は大人800円・小児400円です(2025年4月1日改定後の現行運賃)。自由席のみで、快速エアポートのような指定席はありません。混雑時でも、車両が複数ある場合は座れることが多いです。ICカード(KitacaやSuica)でタッチして乗車できるので、きっぷを購入する手間も省けます。


おすすめ切符と料金

普通列車で途中下車を楽しむなら、JR北海道の「一日散歩きっぷ」が便利です。

一日散歩きっぷ(2026年度)

項目

内容

料金

大人 2,730円 / 小児 1,360円

販売期間

2026年4月18日〜11月8日(土曜・休日のみ)

購入方法

当日のみ・前売りなし。主な37駅の窓口または指定席券売機で購入

利用できる列車

普通列車(快速含む)の普通車自由席

フリーエリア

函館本線(小樽〜札幌〜長万部)・室蘭本線・千歳線など道央圏一帯


札幌〜小樽の往復運賃は1,600円(800円×2)なので、それだけでは元が取れません。しかし銭函や南小樽に立ち寄るなど複数の駅を行き来すれば、すぐに元が取れる設計です。「散歩きっぷ」という名前のとおり、気の向くまま乗り降りすることに向いています。

購入にICカードは使えません。当日に窓口または券売機で紙のきっぷを買う必要があります。

通常運賃でも利用できます

急ぎでなく、途中下車も1駅だけという場合は通常運賃での乗車が手軽です。札幌〜小樽間の大人片道は800円です。銭函・朝里・南小樽などの途中駅との運賃は【要確認】(JR北海道の運賃検索ページでご確認ください)。

「小樽フリーきっぷ」について

独立した「小樽フリーきっぷ」という切符は、2026年度現時点では確認できません【要確認:JR北海道公式サイトで最新情報をご確認ください】。「おたる水族館きっぷ」(往復+水族館入場のセット商品)は販売中ですが、乗り放題きっぷではありません。


途中下車おすすめ駅

普通列車の最大の魅力は、快速エアポートが停まらない3つの駅に立ち寄れることです。それぞれの駅に個性があります。


銭函駅|海を見ながら途中下車

銭函駅は1880年開業という北海道最初期の駅のひとつです。ギャンブレル屋根(馬小屋風の独特な屋根)を持つ1931年改築の駅舎は、歴史的建造物としても注目されています。

ホームの一部が銭函川に架かり、石狩湾を一望できる「海の見える駅」として鉄道ファンや旅行者に知られています。晴れた日には対岸の暑寒別岳まで見渡せます。

海沿いの景色を楽しむ拠点として最適な駅です。駅前にはテラス席から石狩湾を眺めながらコーヒーが飲めるカフェがあります。駅から徒歩圏内には銭函海水浴場もあり、夏場は家族連れで賑わいます。

朝里駅|「小樽の奥座敷」温泉の最寄り駅

朝里駅は朝里川温泉の最寄り駅として知られています。「小樽の奥座敷」と呼ばれる朝里川温泉は、山間の閑静な温泉地で宿泊・日帰り入浴の両方が楽しめます。

ただし朝里駅から温泉街まで徒歩では距離があります【要確認:具体的な徒歩距離・バス便の時刻】。バスやタクシーの利用が便利です。

吹きガラス体験ができる工房も温泉エリアの近くにあります(2,420円〜・前日までの要予約)。小樽の工芸を体験したい場合は朝里が選択肢になります。

南小樽駅|堺町通りへ一番近い駅

南小樽駅は小樽の観光商店街・堺町通りの最寄り駅です。小樽オルゴール堂・北一硝子・六花亭など、小樽らしいお土産スポットが集まる通りへアクセスしやすい位置にあります。

小樽駅から堺町通りへは歩いて行けますが、南小樽駅から向かうと距離が短い場合があります【要確認:南小樽駅から堺町通りまでの徒歩時間・目安10〜15分程度の可能性】。小樽駅到着後に荷物を預けてから南小樽駅まで戻るルートも選択肢のひとつです。


車窓の見どころ

函館本線で最も印象的な車窓は、銭函〜朝里〜小樽築港の区間です。

海沿い区間の車窓から見える石狩湾のイメージ

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。 *AI生成画像(実際の景色と異なる場合があります)*


この区間では石狩湾が間近に迫り、海岸線を列車が走る感覚をはっきりと体感できます。天気の良い日は積丹半島の稜線まで見えることがあります。

下り(小樽方向)では、銭函〜朝里間で進行方向右手の窓から石狩湾を眺められます。朝〜昼の時間帯は逆光になりにくく、写真撮影にも向いています。


銭函〜朝里間の車窓は鉄道写真ファンにも定番の区間です。列車を降りて銭函駅ホームからそのまま石狩湾を撮影したり、徒歩圏内の海岸線に出て外から撮影することもできます。旅のスタイルに合わせて楽しみ方を選べます。


快速エアポートとの使い分け

どちらに乗るか迷ったときは、目的で選ぶとわかりやすいです。

比較項目

普通列車

快速エアポート

所要時間

約45〜50分

約32〜40分

運賃(大人)

800円

800円(同額)

指定席

なし(全車自由席)

あり(uシート 別途840円程度)

運行本数

1時間2〜3本(早朝〜深夜)

1時間2本程度(早朝・深夜は運行なし)

途中下車

銭函・朝里・南小樽に停まる

これらの駅には停まらない

向いている場面

途中下車・車窓・時間に余裕がある

新千歳空港乗り継ぎ・時間優先・荷物多め


運賃は同額なので、小樽だけを目指すなら快速エアポートが効率的です。一方、途中下車や海岸線の眺めを旅の一部にしたい場合は普通列車に乗る理由がはっきりあります。

快速エアポートの詳細については、札幌→小樽 JR快速エアポート完全ガイドをあわせてご覧ください。


まとめ

札幌から小樽への普通列車の旅は、急ぎでない日にこそ試してほしい移動手段です。銭函の海の見える駅、朝里川温泉、堺町通りに近い南小樽と、途中下車の選択肢が豊富です。石狩湾沿いの車窓は、列車の中で過ごす時間を旅の一部にしてくれます。

一日散歩きっぷ(土・休日のみ・2026年4月〜11月)を使えば、複数の駅を行き来してもお得です。ICカード払いよりもひひと手間かかりますが、当日窓口で購入できます。

小樽に着いたら、まち歩きや海沿いのサイクリングも楽しい選択肢です。レンタサイクルを使うと小樽運河から海岸沿いまで自分のペースで動き回れます。COTARUのレンタサイクルも小樽駅近くで受け取れます。小樽観光の全体像については小樽アクセスガイドもあわせてどうぞ。

 
 
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