札幌から小樽は最速32分800円|JR・バス・レンタカー徹底比較ガイド
- 4月27日
- 読了時間: 10分
更新日:8 時間前
札幌から小樽までの距離は約33.8kmで、移動手段はJR・高速バス・レンタカーの3択です。JR快速エアポートなら最速32分・800円、高速バスは730円とわずかに安く、旅のスタイルによって最適な手段が変わります。この記事では、2025年4月の運賃改定と2026年3月のSきっぷ廃止を反映した最新情報をもとに、手段別の特徴と選び方を解説します。
札幌〜小樽の移動事情 — まず知っておきたいこと
*🗺️ 出発拠点となる JR 札幌駅の位置(Google マップ)*
高速バスや JR 快速エアポートはともに JR 札幌駅前エリアから乗車できます。乗り場の詳細はそれぞれの手段の節をご覧ください。
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
札幌〜小樽間の移動は、JR函館本線(快速エアポート)が最速・最頻の選択肢です。所要時間は快速で約32〜36分、運賃は大人800円(2025年4月1日改定後)。1時間に3本程度運行しており、追加の計画なしに乗車できる利便性があります。
高速バス「高速おたる号」は730円と70円安く、本数も豊富(円山経由で約70便/日)ですが、所要時間は55〜63分とJRより長く、乗り場が駅前バスターミナルに限定されます。レンタカーは高速道路(札樽自動車道)を使えば24分で到着できますが、高速料金1,240円程度と駐車場代が加わります。
手段 | 所要時間 | 料金(大人片道) | 本数(日中) |
JR 快速エアポート | 約32〜36分 | 800円 | 毎時3本 |
JR 普通列車 | 約50〜60分 | 800円 | 毎時2〜3本 |
高速バス(円山経由) | 約63分 | 730円 | 約70便/日 |
高速バス(北大経由) | 約55〜56分 | 730円 | 16便/日 |
レンタカー(高速) | 約24分 | 高速1,240円程度別途 | — |
JR 函館本線 — 最速・最頻のメイン手段
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
JR函館本線は、札幌〜小樽間の移動で中心的な役割を担う路線です。快速エアポートは新千歳空港〜小樽間を結ぶ列車で、途中停車駅は桑園・琴似・手稲・稲穂・星置・ほしみ・銭函・朝里・小樽築港・南小樽を経て小樽に至ります。特別快速は停車駅が少なく、所要時間が短くなる便もあります。
運賃(2025年4月1日改定後)
区分 | 片道 | 往復 |
大人 | 800円 | 1,600円 |
こども | 400円 | 800円 |
IC カード(Kitaca・Suica・PASMO・ICOCA など全国交通系IC)でタッチ乗車できます。インバウンド旅行者はWelcome Suicaを現地調達すれば追加購入なしで乗車可能です。
快速エアポート 4号車 uシート(指定席)
4号車は追加料金で座席指定ができる「uシート」です。通常1,000円(こども500円)ですが、えきねっと(JR東日本のWeb予約サービス)を使うと夕方限定で300円になるチケットレス商品があります。GWや夏の繁忙期・朝夕ピーク時は自由席が混雑するため、確実に着席したい場合は事前予約が有効です。
主力車両は733系(普通席ロングシート・大型荷物置場あり・バリアフリー対応)と721系(クロスシート)です。
普通列車の始発・終電
方向 | 始発 | 終電 |
札幌→小樽 | 06:09発(小樽着06:59) | 【要確認:JR公式時刻表で確認推奨】 |
小樽→札幌 | 05:38発 | 23:08発 |
高速バス — 座席で行く「高速おたる号」
高速バス「高速おたる号」は北海道中央バスとジェイ・アール北海道バス(JHB)の共同運行です。3系統あり、観光客が利用しやすいのは円山経由と北大経由の2系統です。
系統別の特徴
系統 | 本数 | 所要時間 | 主要乗り場 |
円山経由 | 約70便/日(6:35〜22:35) | 約63分(冬期68分) | 札幌駅前 1番のりば |
北大経由 | 16便/日(6:55〜20:55) | 約55〜56分 | 札幌駅前 1番のりば |
望洋台経由 | — | — | 終点が小樽築港駅(小樽駅前ではない) |
運賃
種別 | 料金 |
片道 | 730円 |
往復 | 1,360円 |
現金・交通系ICカード(Kitaca・Suica等)で支払えます。予約不要・先着乗車制・自由席です。Wi-Fi・コンセント・トイレの有無は【要確認:北海道中央バス(0570-200-600 / 7:30〜19:00)に問い合わせを推奨します】。
乗り場の目安
札幌側(円山経由・北大経由): 札幌駅前バスターミナル 1番のりば
小樽側: 中央バス小樽ターミナル(小樽駅前)
レンタカー — 積丹・朝里川と組み合わせる選択肢
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
レンタカーは小樽単独よりも、積丹半島や朝里川温泉と組み合わせる旅程で本領を発揮します。公共交通では行きにくいエリアを含めて周遊したい場合に有効な手段です。
高速道路(札樽自動車道 E5A)経由
項目 | 内容 |
ルート | 札幌北IC → 札幌西IC → 小樽IC |
距離 | 30.7km |
所要時間 | 約24分(渋滞なし) |
高速料金 | 1,240円程度(通常・ETC共通 / 経路・車種により変動) |
出典:高速料金検索(kosoku.jp)(確認日: 2026.02)
なお、高速料金1,240円程度(札幌北IC→小樽IC)のほかに、ガソリン代が別途かかります。ガソリン代は車種・走行距離によって異なるため、レンタカー利用時は総費用を計算したうえで、複数名や荷物が多い場合は1人あたりの費用対効果を事前に確認しておくと安心です。
一般道(国道5号)経由
項目 | 内容 |
距離 | 約40km |
所要時間 | 約70分(混雑時90〜100分以上) |
料金 | 無料 |
一般道は石狩湾沿いの景色を楽しめますが、朝の通勤時間帯やGW期間中は渋滞が発生しやすく所要時間が読みにくい点に注意が必要です。
小樽の主な駐車場
施設 | 料金 | 収容台数 |
小樽市観光駐車場 第1 | 300円/60分・最大1,000円 | 89台 |
小樽市観光駐車場 第2 | 300円/60分・最大1,000円 | 178台 |
堺町通り商店街駐車場 | 300円/時・最大1,000円(4〜11月のみ) | — |
GW期間中は週末・祝日に最大料金の上限が外れる駐車場があるため、訪問前に各施設の最新情報を確認してください。午前中に到着すると混雑を回避しやすい傾向があります。
レンタカー料金目安(1日12時間)
会社 | 料金目安 | 備考 |
トヨタレンタカー | 約5,500円〜 | 小樽駅前店あり |
ニッポンレンタカー | 約6,050円〜 | 要事前確認 |
なお、タイムズカーレンタル小樽店は2025年9月16日に閉店しています。
割引きっぷ・お得な切符
Sきっぷ(廃止)
2026年3月8日をもってSきっぷ(自由席往復割引きっぷ)の発売は終了しました。後継として「えきねっと限定商品」への移行が案内されています。
えきねっと チケットレス uシート
えきねっと(JR東日本のWeb予約サービス)から、快速エアポート4号車の指定席(uシート)をチケットレスで購入できます。夕方限定で通常1,000円のところ300円になる商品があります(乗車券800円は別途必要)。2026年4月1日〜11月30日乗車分が対象です。
Hokkaido Rail Pass(インバウンド向け)
外国人旅行者(短期滞在入国者)向けのJR北海道全線乗り放題パスです。函館本線・快速エアポートの自由席で利用できます。
有効期間 | 料金(事前購入) | 料金(現地購入) |
5日間 | 22,000円 | 23,000円 |
7日間 | 28,000円 | 29,000円 |
10日間 | 37,000円 | 38,000円 |
JR-EAST Train Reservation(オンライン)・海外旅行代理店・北海道内主要駅(パスポート提示)で購入可能です。
JAPAN RAIL PASS(全国版)
外国人観光客向けの全国JR乗り放題パスでも、函館本線・快速エアポートの自由席に乗車できます。uシートを利用する場合は別途指定席料金が必要です。
北海道フリーパス
【要確認:函館本線(札幌〜小樽)が対象かどうか、JR北海道公式サイトでの確認を推奨します】
よくある疑問 Q&A
札幌〜小樽の移動を検討するにあたり、旅行者から寄せられることの多い質問をまとめました。手段の選び方に迷ったときの参考にしてください。
Q. 一番安く行くには?
高速バス「高速おたる号」が片道730円で最安です。JR函館本線(800円)との差は70円で、往復でも140円の差にとどまります。出発地点がバス停に近い場合や、本数の多さを活かして出発時刻を柔軟に選びたい場合はバスの利便性が高くなります。出典:公式サイト(北海道中央バス)(確認日: 2026.02)
Q. 一番速く行くには?
JR快速エアポートが最速です。札幌駅から小樽駅まで約32〜36分で到着します。1時間に3本程度運行しているため、出発のタイミングも合わせやすいのが特徴です。出典:公式サイト(JR北海道)(確認日: 2026.02)
Q. 荷物が多いときはどうする?
JRの快速エアポートは733系車両に大型荷物置場があり、スーツケースを持ち込みやすい設計になっています。小樽駅にはコインロッカーも整備されているため、到着後に荷物を預けてから観光地へ向かう方法も有効です。複数人で移動する場合は、レンタカーのトランクを活用して荷物をまとめて運ぶ選択肢も検討できます。
Q. 冬(雪の季節)はどの手段がよい?
冬期(概ね11月〜3月頃)は路面の凍結・積雪が懸念されるため、JRか高速バスの利用が安心です。JRは降雪時でも比較的安定して運行します。高速バスは路面状況により所要時間が延びることがあり(円山経由で約68分が冬期目安)、余裕を持ったスケジュールが必要です。レンタカーを使う場合はスタッドレスタイヤの装着が必須で、降雪時の渋滞にも注意が必要です。
Q. 日帰り観光なら何時発が目安?
小樽の観光エリア(運河・堺町通り)は午前10時頃から来場者が増え始めます。午前9時台のJRで出発すると、人が少ない時間帯に主要スポットを回りやすくなります。帰りは22時台まで便があるため、夜の小樽運河のライトアップを楽しんでから戻ることも可能です。
手段別早見比較表 — 旅スタイルで選ぶ
旅スタイル | 手段 | 理由 |
時間を最優先 | JR 快速エアポート | 最速32〜36分・本数多い |
料金を最優先 | 高速バス(730円) | JRより70円安い |
座席指定で確実に着席 | JR uシート予約 | 4号車指定・えきねっとで事前購入可 |
積丹・朝里川も回りたい | レンタカー | 高速24分・行程の自由度が高い |
子連れ・荷物多め | JR 快速エアポート(uシート) | 座席確保・大型荷物置場あり |
Hokkaido Rail Pass 所持 | JR(追加費用なし) | パスで自由席乗車可 |
小樽到着後の移動
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
JR小樽駅は観光エリアへの起点として機能します。小樽運河(浅草橋)まで徒歩約10〜12分、堺町通り(メルヘン交差点)まで徒歩約10〜15分で、コアエリアはすべて徒歩15分圏内に収まっています。
電動アシスト自転車を使うと、坂道の多い小樽でも無理なく移動範囲を広げられます。COTARU(〒047-0032 北海道小樽市稲穂3-1-1 / 小樽駅から徒歩約5分)でレンタサイクルを借りることで、旧手宮線沿いや天狗山方面へもアクセスしやすくなります。旧手宮線沿いの季節の花については旧手宮線チューリップガイドでも詳しく紹介しています。
小樽駅の実用設備
設備 | 情報 |
コインロッカー | 改札出て左奥(トイレ手前)。大700円(14個)・大600円(21個)・中500円(20個)・小400円(65個)。Kitaca/Suica等IC対応あり。始発〜終発 |
観光案内所 | 駅構内(色内2丁目1-20 / TEL: 0134-33-2510) |
バリアフリー | スロープあり・段差なし。ホームへのエレベーターは未設置(係員介助対応)。車椅子対応エスカレーターあり(係員申告が必要) |
小樽市内の移動手段(バス・タクシー・徒歩・レンタサイクルの比較)は小樽の移動手段ガイドで詳しく解説しています。電動アシスト自転車での半日コースは小樽レンタサイクル半日コース、レンタサイクル各社の比較は小樽レンタサイクル比較ガイドをご覧ください。
*🗺️ JR 小樽駅周辺の位置(Google マップ)*
到着拠点となる JR 小樽駅の位置を Google マップで確認できます。札幌側の出発点(札幌駅・高速バス停)や、小樽到着後の COTARU の住所は、記事内のアクセス表をご覧ください。
📸 Instagram で小樽の最新情報を発信中
COTARU 公式 Instagram では、小樽サイクリングの風景・季節の見どころ・カフェの新作メニューを毎週発信しています。フォロワーの方には店頭でお伝えしているささやかな特典もご用意しています。
まとめ — 旅スタイル別の移動手段の選び方
札幌〜小樽間の移動は、ほとんどのケースでJR函館本線(快速エアポート)が最速・最頻の選択肢です。運賃800円・最速32分・1時間3本という利便性は高速バスやレンタカーに対して明確な優位性があります。
料金差(JR 800円 vs バス 730円)は70円で、往復でも140円の差です。バスの本数・所要時間・乗り場の制約を踏まえると、純粋なコスト差として検討するよりも「出発時刻の柔軟性」「乗り場の近さ」を基準に選ぶほうが実用的です。
レンタカーは積丹・朝里川温泉など公共交通では難しいエリアとの組み合わせが前提の手段です。高速料金1,240円程度・駐車場代・返却の手間が加わるため、小樽単独目的ではJRと比べて費用対効果の面では差があります。
小樽到着後の1日観光プランは小樽日帰りモデルコースで、半日から1日の時間配分つきで解説しています。春の小樽を訪れる方は春スイーツ・堺町通りガイドも参考にどうぞ。
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