小樽の移動手段を徹底比較|バス・タクシー・自転車・徒歩
- 3 日前
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小樽は観光エリアがコンパクトにまとまった街ですが、坂道の多さが移動の大きなポイント。路線バス・タクシー・徒歩・レンタサイクルの4つの移動手段を料金・所要時間・坂道対応・荷物対応で比較し、あなたの旅のスタイルに合った移動方法をご提案します。
小樽の移動事情 — まず知っておきたいこと
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
小樽の主要観光スポットは、JR小樽駅〜小樽運河〜堺町通り〜JR南小樽駅の約2km圏内に集中しています。この区間だけなら徒歩でも十分回れますが、移動で知っておきたいのが小樽の坂道事情です。
市内には名前が付いた坂だけでも31か所。観光エリアの中心部(駅〜運河〜堺町)は比較的平坦ですが、水天宮や天狗山方面に向かうと一気に勾配がきつくなります。特に「地獄坂」(勾配20%)や「船見坂」は、歩くだけで汗だくになるほどの急坂です。
地図上の距離と実際の体感は別もの — これが小樽移動の最大のポイント。移動手段を選ぶときは、行き先の坂道レベルを意識すると快適な旅になります。
路線バス — 坂道も雨もおまかせ
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天狗山や祝津(おたる水族館)など、駅から離れたスポットへの移動に便利なのが北海道中央バスの路線バスです。
運賃と1日乗車券
市内均一区間は大人240円・小人120円。4回以上乗車するなら1日乗車券(大人800円・小人400円)がお得です。バス車内や小樽駅前ターミナルの窓口・券売機、運河プラザなどで購入できます。
1日乗車券を持っていると、天狗山ロープウェイ(1,600円→1,400円)やおたる水族館(1,800円→1,600円)などの施設で割引特典も受けられます。
観光に便利な路線
路線 | 方面 | こんなときに |
天狗山ロープウェイ線 | 天狗山 | 夜景を見に行きたい |
おたる水族館線 | 祝津・水族館 | おたる水族館へ行きたい |
高島祝津線 | 高島・祝津方面 | にしん御殿を見に行きたい |
朝里川温泉線 | 朝里川温泉 | 温泉で一息つきたい(※均一区間外) |
おたる散策バスについて
レトロなアメリカントロリーバスで観光地を巡る「おたる散策バス」は、マリンコースや天狗山コースなど観光客に人気の路線でしたが、2026年4月現在、全便運休中です。運行再開は未定のため、最新情報は中央バス公式サイトでご確認ください。運休中は一般路線バスで同じ方面へアクセスできます。
📍 北海道中央バス 小樽ターミナル 電話:0134-25-3333 1日乗車券:大人800円 / 小人400円
タクシー — グループ旅行の味方
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坂道も荷物もおまかせ。3〜4人のグループなら割り勘で意外とリーズナブルです。
基本運賃(2024年12月改定)
項目 | 金額 |
初乗り | 1.4km まで 700円 |
加算 | 275m ごとに 100円 |
深夜早朝(22:00〜5:00) | 2割増 |
※2024年12月6日に運賃改定されています。旧料金(初乗り630円)を掲載しているサイトもあるためご注意ください。
小樽駅からのモデル料金
目的地 | 所要時間 | 概算料金 |
小樽運河(浅草橋) | 約4分 | 約700円(初乗り圏内) |
堺町通り(北一硝子付近) | 約9分 | 約1,100円 |
天狗山ロープウェイ | 約9分 | 約1,400〜1,500円 |
おたる水族館(祝津) | 約28分 | 約2,500〜3,000円 |
※料金はメーター制のため、交通状況や経路により変動します。
配車アプリが使える
小樽では配車アプリ「GO」と「DiDi」に対応しています。GOはダウンロード時に500円クーポンがもらえるほか、3か月間は月3回まで毎回500円クーポンが利用可能。駅前やバスターミナル付近にタクシーが常駐していますが、観光シーズンのピーク時はアプリで呼ぶのが確実です。
観光タクシーという選択肢
小樽ハイヤー協会では、ガイド付きの観光タクシーも運行しています。1時間30分の「街なみコース」から6時間の「積丹コース」まで、タクシードライバーが地元ならではのスポットを案内してくれます。詳しくは小樽ハイヤー協会(0134-61-1738)へお問い合わせください。
徒歩 — 運河〜堺町は歩きが一番
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
小樽の定番観光エリアを回るなら、実は徒歩がいちばん楽しい移動手段です。路地裏の古い建物や、ふと目に入る海の景色 — 歩くからこそ出会える小樽の魅力があります。
主要スポット間の所要時間
区間 | 距離 | 所要時間 | 勾配 |
JR小樽駅 → 小樽運河(中央橋) | 約800m | 約10分 | 緩い下り坂 |
小樽運河 → 浅草橋 | 約400m | 約4〜5分 | 平坦(散策路) |
浅草橋 → 堺町通り商店街 | 約300m | 約5分 | ほぼ平坦 |
堺町通り → JR南小樽駅 | 約500m | 約5〜7分 | 緩い上り坂 |
JR小樽駅 → JR南小樽駅(全区間) | 約2km | 約25分 | 区間により変動 |
小樽駅 → 運河 → 堺町 → 南小樽駅のゴールデンルートなら、寄り道なしで約25分。食べ歩きや写真撮影を楽しみながらで1〜2時間が目安です。
坂道に注意するエリア
定番ルートは平坦ですが、以下のエリアは急坂・階段があるため体力と相談しましょう。
坂 | 勾配 | ポイント |
外人坂(堺町→水天宮) | 急階段 | 距離は短いが桜の名所 |
船見坂 | 急坂 | フォトスポットとして有名 |
地獄坂 | 勾配20% | 小樽商科大学への坂。名前通りの急勾配 |
レンタサイクル — 自由度No.1の移動手段
※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
「行きたいところに、行きたいときに行ける」— それがレンタサイクルの最大の魅力です。特に電動アシスト付き自転車なら、小樽名物の坂道もスイスイ登れます。
レンタサイクルが向いている人
半日〜1日で効率よく複数スポットを回りたい
坂の上のスポット(水天宮・天狗山方面)にも行きたい
時刻表に縛られず自由に動きたい
SNS映えスポットを巡りたい(自転車なら気になった場所でサッと停まれる)
小樽のレンタサイクル3社
小樽市内にはCOTARU・きたりん・観光振興公社の3社があり、料金やサービスに違いがあります。電動アシスト対応や荷物預かりサービスの有無など、詳しい比較は別記事でまとめています。
👉 [小樽レンタサイクル3社を徹底比較|料金・車種・サービス](https://www.cotaru.co/post/33-otaru-rental-cycle-comparison)
🚲 COTARUのレンタサイクル 電動アシスト付き自転車で小樽の坂道も快適に。荷物預かりサービスもご利用いただけます。 👉 [COTARUレンタサイクルの詳細・ご予約はこちら](https://cotaru.com/rental-cycle/)
注意点
営業期間は4月〜10月(または11月)。冬季は利用できません
雨天は利用不可の場合があります
返却時間に注意。時間を超えると延長料金が発生します
電動アシスト付きレンタサイクルで小樽を巡るおすすめコースもご紹介しています。
👉 [小樽レンタサイクル半日モデルコース|運河から絶景スポットへ](https://www.cotaru.co/post/23-otaru-rental-cycle-half-day-course)
番外編:人力車・運河クルーズ・観光船
移動手段としてだけでなく、体験そのものが観光になる乗り物もあります。
人力車(えびす屋 小樽店)
浅草橋から出発し、俥夫(しゃふ)のガイド付きで歴史ある街並みを巡ります。2名乗車12分5,000円〜。30分コース以上なら俥夫と相談してルートをカスタマイズできます。
📍 人力車のえびす屋 小樽店 場所:浅草橋(小樽市色内2-8-7) 営業:9:30〜(年中無休) 電話:0134-27-7771 料金:2名12分 5,000円〜 / 1名12分 4,000円〜
小樽運河クルーズ
運河を船から眺める約40分のクルーズ。デイクルーズ(大人1,800円)とナイトクルーズ(大人2,000円)があり、特にライトアップされた夜の運河は格別です。15分間隔で運行しているので予約なしでも乗りやすいのが魅力。
📍 小樽運河クルーズ 料金:デイ 大人1,800円 / ナイト 大人2,000円(子ども500円) 運行:デイ 10:00〜18:00 / ナイト 18:30〜20:00
小樽海上観光船(あおばと)
小樽港と祝津を結ぶ「あおばと」は、移動手段としても使える観光船です。片道約20分・大人1,100円で、バスより速く景色も楽しめます。おたる水族館やにしん御殿へ行くなら、行きは観光船・帰りはバスという組み合わせもおすすめ。
📍 小樽海上観光船(祝津航路) 営業期間:2026年4月18日〜10月18日 料金:大人1,100円 / 小人550円(片道) 所要時間:約20分 電話:0134-29-3131
移動手段 早見比較表
項目 | 🚌 バス | 🚕 タクシー | 🚶 徒歩 | 🚲 レンタサイクル |
料金帯 | 240円/回(1日800円) | 700円〜 | 無料 | 500〜2,400円/日 |
駅→運河 | 約10分 | 約4分・約700円 | 約10分 | 約5分 |
駅→天狗山 | バスあり | 約9分・約1,400円 | 徒歩は困難 | 電動なら可能 |
駅→祝津 | バスあり | 約28分・約2,500円 | 不可 | 距離あり(上級者向け) |
自由度 | △ 路線・時刻に依存 | ○ 呼べばどこでも | ○ 平坦エリアは◎ | ◎ どこでも自由 |
坂道対応 | ◎ | ◎ | △ 平坦エリアのみ | ◎(電動)/ △(普通) |
荷物対応 | △ 混雑時は不便 | ◎ | ✕ | ○ 預かりサービスあり |
雨天対応 | ◎ | ◎ | △ | ✕ |
冬季対応 | ◎ | ◎ | △ 路面凍結注意 | ✕(4〜11月のみ) |
こんな方に | 遠方スポットへ行きたい | グループ・荷物が多い | 運河〜堺町を散策 | 半日で効率よく回りたい |
目的別おすすめ
荷物が多い → タクシー or レンタサイクル(荷物預かりサービスあり)
坂の上のスポットに行きたい → 電動レンタサイクル or タクシー
雨の日 → バス or タクシー
予算を抑えたい → 徒歩 + バス
効率よく回りたい → 電動レンタサイクル
冬の旅行 → バス + タクシー
まとめ — 組み合わせがベストな移動スタイル
小樽の移動手段は、1つに絞るよりも組み合わせるのがベストです。
たとえば、行きはバスで天狗山の夜景を楽しんで、帰りは坂道を下りながら徒歩で夜の街並みを散策。晴れた日はレンタサイクルで効率よく複数スポットを巡り、雨が降ったらバスとタクシーに切り替える — そんな柔軟な移動スタイルが小樽旅行をもっと楽しくしてくれます。
特に4月〜10月の晴れた日なら、電動アシスト付きレンタサイクルが最も自由度の高い移動手段。坂道もラクラク登れるので、定番ルートだけでなく少し足を延ばした穴場スポットまで回れます。
詳しいルートは小樽レンタサイクル半日モデルコースで地元スタッフおすすめのコースを確認できます。自分に合ったレンタサイクル選びは小樽レンタサイクル3社比較ガイドをご覧ください。
*この記事は2026年4月時点の情報に基づいています。料金・運行情報は変更される場合がありますので、お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。*
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