さよならのつづき 小樽ロケ地巡り|手宮線・運河・商科大学
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Netflix ドラマ『さよならのつづき』のロケ地を小樽で巡るなら、まず「小樽フィルムコミッションが公式に確認している地点」と「信頼性の高い複数メディアが紹介しているが公式確認中の地点」を分けて考えると、安全に計画を立てやすくなります。この記事では旧国鉄手宮線・小樽運河・小樽商科大学・地獄坂を軸に、小樽駅から歩きやすい順番でロケ地を案内します。
作品と小樽の関わりを整理する
『さよならのつづき』は2024年11月14日から Netflix で配信が始まった全8話の日本ドラマです。主人公・さえ子(有村架純)の夫・成瀬(坂口健太郎)が心臓移植手術を受けて亡くなり、さえ子はその心臓を受け取った男性・雄介(生田斗真)と出会います。命をつなぐ生と別れの物語が、小樽の街を舞台に描かれます。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
北海道の小樽・古平・ニセコ・室蘭・八雲・江別・恵庭のほか、ハワイ島やニュージーランドでも撮影が行われました。このうち小樽のロケ地については、小樽フィルムコミッション(小樽市観光振興室が運営)が公式ロケ地マップを作成・配布しています(出典: https://www.otaru-fc.jp/2024/10/04/3862/)。
この記事では、出典の強さをもとに地点を分けて案内します。なお、Netflix コンテンツのスクリーンショットや出演者の肖像は著作権・肖像権上の理由から掲載していません。現地の風景のみを参考にしてください。
地点 | 出典の強さ | 表記の扱い |
旧国鉄手宮線 | 公式(小樽FC公式マップ掲載) | 「ロケ地」と表記 |
小樽運河 | 公式(小樽FC公式マップ掲載) | 「ロケ地」と表記 |
小樽商科大学 | 公式(大学公式ブログで紹介) | 「ロケ地」と表記 |
地獄坂 | 公式(大学公式ブログ・HOKKAIDO LOVE!) | 「ロケ地」と表記 |
梁川商店街・SHARAKU・旧北海製缶第3倉庫・天狗山・毛無峠・済生会小樽病院・小樽駅・専門学校跡地 | 二次情報(複数メディアで一致) | 「ロケ地とされる」と表記 |
最初に全体像を確認したい方は、親記事の小樽の映画・アニメ聖地巡礼マップ総まとめもご覧ください。
旧国鉄手宮線|線路の上を歩くあのシーンの公式ロケ地
旧国鉄手宮線は、1880年(明治13年)に北海道で最初に開通した鉄道の一部です。1985年に廃線となった後、線路・踏切・遮断機をそのまま残した約1.6kmの散策路として整備されています。2018年には「北海道遺産」に選定され、小樽を代表するフォトスポットのひとつになっています。
小樽フィルムコミッションの公式ロケ地マップに掲載されたロケ地で、成瀬(坂口健太郎)とさえ子(有村架純)の通勤路として、また雄介(生田斗真)とさえ子が裸足で線路の上を歩く印象的なシーンの場所として登場します。
廃線の線路の上を自由に歩けること、レトロな踏切や遮断機が残る非日常的な空間であることが、ドラマの情感ある映像にぴったりと合っていました。Love Letter(1995年公開・岩井俊二監督)のロケ地としても知られ、小樽の聖地巡礼において幅広い作品ファンが訪れる定番スポットです。
2月の「小樽雪あかりの路」の期間中は、手宮線沿いに雪でつくったキャンドルが並び、冬ならではの幻想的な風景を楽しめます。ただし積雪シーズンは線路が雪に埋まって見えにくくなるため、線路が見えている時期を狙うなら春〜秋がおすすめです。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
アクセス・基本情報
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市色内1丁目7-14 周辺(色内〜手宮、全長約1,600m) |
料金 | 無料 |
営業 | 通年散策可能 |
小樽駅から | 徒歩約10〜15分 |
問い合わせ | 小樽観光協会 0134-33-2510 |
小樽運河|花火大会のシーンが撮影されたロケ地
小樽運河は1923年(大正12年)に完成した、全長1,140mの運河です。石造りの倉庫群とレトロなガス灯が並ぶ景観は、小樽観光の象徴として広く知られています。小樽フィルムコミッション公式ロケ地マップに掲載されており、夏の花火大会(小樽潮まつり)の会場として登場します。成瀬とさえ子夫婦が花火を並んで見るシーンが撮影されました。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
運河沿いには散策路が整備されており、日中から夜まで通年楽しめます。日没後はガス灯が点灯し(6〜8月は18:00〜、通常は日没〜24:00)、昼間とは異なるやわらかい雰囲気になります。Love Letter・First Love 初恋など他の作品のロケ地ともエリアが重なるため、複数作品の巡礼に組み込みやすい地点です。
アクセス・基本情報
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市港町5(中央橋付近) |
料金 | 散策無料(運河クルーズは大人1,800円〜) |
営業 | 通年散策可能 |
小樽駅から | 徒歩約8分 |
小樽商科大学と地獄坂|成瀬の職場と通勤路の公式ロケ地
小樽商科大学は1911年(明治44年)創立の国立大学で、小樽市内の高台に位置します。重厚な石造りの校舎と正門が、ドラマの重要な舞台になりました。
小樽商科大学の公式ブログで複数回にわたって紹介されており、成瀬が働く「小樽教育大学」として登場します。正門・守衛室が撮影に使われました。(出典: https://www.otaru-uc.ac.jp/shoudai_blog/418915/)
大学は一般見学が可能(平日・大学開放時)ですが、学生・教職員の通常業務を妨げないよう配慮してください。授業中の教室や立入禁止エリアには入らず、撮影は敷地外・正門付近を基本にしましょう。
地獄坂は、小樽商科大学へ続く急坂です。全長約1.5kmの長い坂道で、「地獄坂」の名は大学前身校の学生が厳冬期に苦労したことに由来します。大学公式ブログおよびHOKKAIDO LOVE! が成瀬の通勤路として紹介しており、公式ロケ地として確認されています。
坂の途中からは小樽港と石狩湾が見渡せる眺望があり、標高が上がるにつれて視界が開けていきます。坂の中腹には旭展望台(標高190m)への分岐もあります。小林多喜二(『蟹工船』著者)や詩人・伊藤整が学生時代に通った坂としても知られ、文学散歩のコースとしても親しまれています。
アクセス・基本情報(小樽商科大学)
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市緑3丁目5-21 |
料金 | 無料 |
小樽駅から | バス「小樽商大線」終点「小樽商大前」下車(約10分)/タクシー約5分・約1,000円/徒歩約20〜30分(約2km・急坂) |
見学 | 一般見学可(平日・大学開放時)。駐車場なし |
アクセス・基本情報(地獄坂)
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市緑4丁目付近(緑1丁目交差点〜小樽商科大学) |
料金 | 無料 |
小樽駅から | 徒歩で緑1丁目交差点まで約15〜20分。そこから坂の入口 |
梁川商店街・SHARAKU・旧北海製缶第3倉庫|二次情報で紹介されるエリア
このエリアの3地点は、信頼性の高い複数のメディアがロケ地として紹介していますが、いずれも公式フィルムコミッションへの掲載を今回の調査では確認できていない二次情報です。「ロケ地とされる場所」として参考程度に立ち寄る感覚が安心です。
梁川商店街は小樽駅から徒歩約3〜5分の生活商店街です。複数のロケ地紹介メディアが、雄介とさえ子が雨の中を相合傘で歩くシーン(回想)の撮影場所として紹介しています。花屋「おたる生花店」のセット撮影が行われた場所とされています。
同じく梁川商店街の近く、小樽中央市場1階にある Craft Liquor bar SHARAKU(北海道小樽市稲穂3丁目11-3)も「おたる生花店」の実際の撮影場所として複数メディアに紹介されています。三角屋根の看板が目印の現役の店舗です。営業中の店舗のため、許可なく店内に立ち入ったり、無断で撮影したりしないようにしてください。
旧北海製缶第3倉庫は1924年(大正13年)に建設された鉄筋コンクリート4階建ての建物で、小樽運河の端に位置します。2021年に小樽市に無償譲渡され、2024年には竣工100周年を迎えました。小樽市指定歴史的建造物として保存されています。
複数記事で「成瀬がさえ子を追いかけて走るシーン」の場所として紹介されています。外観は通年見学可能(無料)ですが、内部への立ち入りはイベント時のみです。
小樽天狗山・毛無峠|全景・峠シーンの撮影地とされる場所
天狗山と毛無峠は、市街地エリアから離れた2地点です。いずれも二次情報に基づく紹介で、公式フィルムコミッションでの確認には至っていません。「ロケ地とされる場所」として参考にしてください。
小樽天狗山(標高532.5m)は小樽市内の山で、ロープウェイで山頂近くまでアクセスできます。複数のロケ地紹介メディアが「小樽の街並みや全景カットの撮影地」として紹介しています。
山頂からは小樽市街・石狩湾・積丹半島まで広がる大パノラマを楽しめます。冬季はスキー場としても運営されており、ロープウェイは夜21時まで運行しています(整備運休期間は3月下旬〜4月中旬・11月頃)。
アクセス・基本情報(天狗山)
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市最上2丁目16-15(天狗山ロープウェイ山麓駅) |
料金 | ロープウェイ往復 大人1,800円・小人900円 |
営業時間 | 9:00〜21:00(整備休業期間あり) |
小樽駅から | 路線バス(天狗山ロープウェイ線)約20分 |
電話 | 0134-33-7381 |
毛無峠は国道393号上にある峠で、小樽市と余市郡赤井川村の境に位置します。複数のロケ地紹介記事で「雄介とさえ子が乗るバスの通り道で、事故が起こる場所」として紹介されています。
標高約470mの展望所からは石狩湾と小樽市街を見渡せます。紅葉シーズンも人気のスポットです。車でのアクセスが基本で、公共交通機関での直接アクセス方法は今回の調査では確認できていません。冬季は積雪・凍結により通行注意が必要です。
その他のロケ地とされる場所(補足)
以下の地点は複数のロケ地紹介メディアで紹介されていますが、いずれも二次情報に基づく紹介です。
JR小樽駅(北海道小樽市稲穂2丁目22-15)は、成瀬とさえ子の会社最寄り駅として日常の通勤シーンに繰り返し登場するとされています。1934年(昭和9年)建築のレトロな駅舎で、構内には小樽名産のガラスランプが飾られています。巡礼の出発点としても自然に機能する場所です。
専門学校国際インテリアアカデミー跡地(北海道小樽市相生町7-10・JR南小樽駅近く)は、さえ子が勤めるコーヒー製造会社「株式会社AKANE(茜)」の事務所として登場するとされています。小樽オルゴール堂・ルタオ本店周辺の堺町エリアに位置します。現在の建物の利用状況は確認中のため、外観のみの見学が安全です。
済生会小樽病院(北海道小樽市築港10-1・JR小樽築港駅から徒歩約10分)は、成瀬が心臓移植手術で入院していた病院として紹介されています。現役の病院のため、観光目的での構内立ち入りや撮影は不可です。外観のみの紹介にとどめます。
小樽駅から回る推奨コースと所要時間
ロケ地の数が多いため、エリア別に分けて計画するのが現実的です。
市街地エリア(2〜3時間・徒歩中心)
JR小樽駅(出発) ↓ 徒歩3〜5分 梁川商店街・Craft SHARAKU(花屋跡・周辺の雰囲気) ↓ 徒歩10〜15分 旧国鉄手宮線(線路散策・約1.6km) ↓ 運河方面へ向かう 小樽運河(ガス灯・倉庫群) ↓ 運河沿い徒歩すぐ 旧北海製缶第3倉庫(外観確認) ↓ 堺町通り方面へ JR南小樽駅(専門学校跡地・堺町通り散策)
坂道・展望エリア(半日・バス利用を含む)
JR小樽駅 ↓ バス「小樽商大線」約10分 小樽商科大学・地獄坂(正門・通勤路の雰囲気) ↓ 必要に応じて旭展望台(標高190m)へ立ち寄り 坂道を降りて市街地へ戻る
天狗山と毛無峠は上記の市街地・坂道エリアと組み合わせると1日以上かかります。初回の巡礼は市街地エリアを優先し、天狗山・毛無峠は別日または車移動での計画が現実的です。
訪問前に確認しておくこと
確認事項 | 内容 |
ロケ地マップの入手 | 小樽フィルムコミッション公式サイト・市内観光案内所で配布中 |
旧手宮線・冬季 | 積雪で線路が見えにくい(2月の雪あかりの路期間はキャンドル点灯) |
毛無峠・冬季 | 積雪・凍結のため冬季通行注意。公共交通でのアクセスは要確認 |
天狗山ロープウェイ | 3月下旬〜4月中旬・11月は整備運休あり。訪問前に確認を |
済生会小樽病院 | 現役病院のため構内立ち入り・撮影不可。外観のみ |
小樽商科大学 | 一般見学可だが授業・業務の妨げにならないよう配慮 |
Netflix・出演者の著作権 | スクリーンショット・俳優の肖像の転載は不可。現地風景のみ撮影可 |
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小樽交通ガイド — 天狗山・商科大学などバス移動を要する地点への交通手段を事前に確認できます。
アクセスと地図
以下の地図は位置確認用です。複数地点を結ぶ公式巡礼ルートではありません。実際の移動では、各施設の開館状況・季節・冬季閉鎖情報を優先してください。
小樽駅の位置を確認できます。全ルートの出発点です。
旧手宮線散策路の位置を確認できます。色内入口から手宮方向へ約1.6kmを散策できます。
小樽運河の位置を確認できます。中央橋・浅草橋方面の散策路と合わせて歩けます。
小樽商科大学の位置を確認できます。地獄坂の終点にあたります。バスでのアクセスも可能です。
天狗山ロープウェイ山麓駅の位置を確認できます。小樽駅からバスで約20分です。
COTARUの位置を確認できます。市街地巡礼前後の休憩・ルート相談に使いやすい拠点です。
FAQ
『さよならのつづき』の小樽ロケ地巡りで迷いやすい点をまとめます。
全部のロケ地を巡るにはどのくらい時間がかかりますか?
小樽駅周辺から旧手宮線・運河・梁川商店街エリアだけなら徒歩2〜3時間が目安です。天狗山・地獄坂・小樽商科大学を加えると半日〜1日かかります。毛無峠は車移動が必要なため、別日程または車旅行での訪問が現実的です。
冬でもロケ地巡礼はできますか?
可能ですが注意点があります。旧国鉄手宮線は冬季に積雪で線路が見えにくくなりますが、2月の「小樽雪あかりの路」期間中はキャンドルが灯り幻想的な雰囲気を楽しめます。小樽運河は通年散策可能でガス灯が美しいです。毛無峠は積雪・凍結のため冬季の通行に注意が必要です。
ロケ地マップはどこで入手できますか?
小樽フィルムコミッション(小樽市役所・市内各観光案内所)でロケ地マップが配布されています。Web では小樽フィルムコミッションの公式サイトでも参照できます。紙のマップを事前に入手してから現地を回ると効率よく巡れます。
ロケ地で写真を撮る際のマナーは?
旧手宮線・運河・公道などは自由に撮影できます。済生会小樽病院は現役の病院のため構内撮影は不可で外観のみです。小樽商科大学は一般見学可ですが授業・業務の妨げにならないよう配慮してください。Craft Liquor bar SHARAKU は営業中の店舗のため許可なく店内に立ち入らないでください。
COTARUのレンタサイクルで回れますか?
旧手宮線・運河・梁川商店街・小樽駅周辺など平坦な市街地エリアは自転車で効率よく回れます。地獄坂・小樽商科大学への道は急勾配のため上級者向けです。詳しくは上の「あわせて読みたい」セクションの自転車コース記事をご参照ください。
まとめ:公式確認地点を軸に、小樽を丁寧に歩く
『さよならのつづき』のロケ地巡りは、旧国鉄手宮線・小樽運河・小樽商科大学・地獄坂の4地点が小樽フィルムコミッションの公式マップで確認できる中心地点です。 線路跡を歩く独特の体験、運河のガス灯、大学前の急坂と眺め——それぞれに小樽ならではの風景があります。
梁川商店街や天狗山など二次情報での紹介地点も含め、小樽の街全体がドラマの空気を感じさせます。作品の生と別れの情感を胸に、線路を歩きながら、運河を眺めながら、坂道を上りながら過ごす時間は、旅の記憶に残るひとときになるはずです。


