小樽和菓子作り体験ガイド|上生菓子を職人と 2026
- 5月20日
- 読了時間: 6分
更新日:6月4日
小樽には、職人とともに本格的な上生菓子を作れる体験があります。練りきりの丸め・包み・型抜きといった工程を通じて、和菓子の繊細な技に触れられます。観光の合間に「食べる」から「作る」へ。小樽ならではの文化体験をご紹介します。
小樽で和菓子作り体験ができる場所
小樽の体験型観光を束ねる窓口として知られる「小樽てしごと職人の会」が、和菓子作り体験の予約を受け付けています。体験を担当するのは和菓子処 つくし牧田の職人で、上生菓子作りの本格的な工程を丁寧に教えてくれます。

※この画像はAIにより生成されたイメージです
小樽てしごと職人の会は小樽市花園5丁目7番2号に拠点を置き、和菓子・ガラス・シルバーチャームなど10種類の職人体験を取りまとめています。電話番号は0134-27-0813で、個人・学校・旅行代理店向けにそれぞれ申込み窓口を用意しています。
現在、和菓子処 つくし牧田の店内での体験は当面中止されています。体験は小樽市公会堂・小樽市民会館などの別会場で実施されており、会場の詳細は予約時に案内されます。旅行前に必ず電話で最新状況を確認してください。
上生菓子作り体験の流れ
体験では、日本の伝統的な生菓子「練りきり」を使って上生菓子を3個制作します。所要時間は40分〜1時間が目安で、職人が工程をひとつひとつ丁寧に教えてくれます。

※この画像はAIにより生成されたイメージです
まず練りきりを手のひらで丸める「丸め」から始まり、あんを包み込む「包み」の工程へ進みます。最後に型や手の動きで花や葉の意匠を施す「かたどる」工程で仕上げます。季節の意匠(春の桜・夏の朝顔・秋の紅葉・冬の雪)を選んで制作できる場合もあるため、予約時に確認してみましょう。
自分の手で作った和菓子はその場で味わうことができます。完成品を持ち帰ることも可能で、旅の記念として大切な人への手土産にも喜ばれます。購入するのとは一味違う「作った」という満足感が加わって、体験後の和菓子はより格別に感じられます。
予約・参加条件
和菓子作り体験は完全予約制です。参加希望日の前に小樽てしごと職人の会(0134-27-0813)へ電話で問い合わせてください。当日飛び込みでの参加は受け付けていません。
参加は小学生以上を対象としており、小学3年生以下のお子さんは保護者の同伴が必要です。また最小催行人数は5名以上のため、少人数グループの場合はほかの参加者とのグループ設定について事前に相談してください。最大で80名程度まで対応可能なため、修学旅行や企業研修での利用実績もあります。
料金については、小樽市公式の体験施設案内に「90分1人1業種・5名以上で申込み」の記載があります。最新の料金は予約時に直接確認してください(料金は変更になる場合があります)。9名以上のグループで別会場を利用する場合は会場費が別途かかることがあります。
電話での予約問い合わせは、希望日の2週間前を目安に行うとスムーズです。土日祝や夏休み・ゴールデンウィークなどの繁忙期は早めの連絡を推奨します。旅行代理店を通じた申込みも可能なため、パックツアーでの参加を希望する場合は代理店へ問い合わせてみましょう。また、外国語対応については事前に確認することをお勧めします。
上生菓子の季節の楽しみ
上生菓子は、日本の四季折々の自然をモチーフにした繊細なデザインが最大の魅力です。春なら桜・菜の花、夏なら朝顔・金魚、秋なら紅葉・菊、冬なら雪の結晶・椿と、季節によって異なる意匠が楽しめます。

※この画像はAIにより生成されたイメージです
練りきりは白あんを基本に食用色素で色付けしたもので、口どけが柔らかく上品な甘さが特徴です。見た目の美しさと繊細な技法は、インバウンド旅行者にも「日本の伝統文化を手で学べる体験」として人気を集めています。自分で作った一個は、単なるお菓子ではなく旅の記憶そのものになります。
小樽での和菓子体験は、運河散策や堺町通りの食べ歩きとも相性抜群です。体験の前後に小樽の街を歩くと、職人の技を身近に感じながら工芸品や食べ物を見る目が変わります。体験と観光を組み合わせることで、「作る・見る・食べる」の三つの視点で小樽の文化を楽しめます。
和菓子作り体験に参加するための当日の流れ
体験当日は、予約確認の連絡先と集合場所を手元に用意してから向かいましょう。現在は別会場での開催のため、地図アプリで会場位置を事前に確認しておくことを強く勧めます。
体験は基本的に立ち作業と座り作業が混在します。動きやすく、袖が汚れにくい服装で参加すると快適です。体験中はエプロンが用意される場合もありますが、念のため確認しておくとよいでしょう。材料の持ち込みは不要で、すべての材料・道具は会場で準備されています。
完成した上生菓子は箱に入れて持ち帰ることができます。繊細な生菓子のため、持ち帰り中の揺れによる変形に注意してください。当日中に食べることを前提に、常温で保管してください。保存期間についても体験後に職人へ確認しておくと安心です。
小樽の和菓子体験と観光を組み合わせる
和菓子作り体験は午前中に予約し、午後は小樽運河や堺町通りの散策と組み合わせると充実した1日になります。COTARU カフェ・レンタサイクルを拠点に、自転車で和菓子店巡りをするのも小樽らしい楽しみ方です。
小樽には堺町通りを中心に複数の老舗和菓子店が点在しています。体験で作った和菓子の味が印象に残ったら、老舗の味と食べ比べてみるのも旅の楽しみです。また、小樽運河から続く倉庫群エリアを歩きながら、和菓子片手に散策するのも小樽ならではの過ごし方です。
和菓子作り体験のほかにも、小樽てしごと職人の会ではガラス体験・シルバーチャーム・キャンドル・植物染めハンカチなど多彩な職人体験を取りまとめています。グループで複数の体験を組み合わせてもよいでしょう。半日コースの体験旅行プランを検討している方は小樽体験ハーフデイコース(TK-MC-01)もあわせてご覧ください。
まとめ:小樽和菓子体験を旅の思い出に
小樽の和菓子作り体験を楽しむための3つのポイントです。
1. 早めに予約を: 完全予約制・5名以上の条件があるため、旅行日程が決まり次第、電話(0134-27-0813)で問い合わせを 2. 体験前に会場を確認: 現在は別会場(市公会堂等)での実施のため、場所と集合時間を事前に確認 3. 季節の意匠を楽しむ: 訪問時期の季節モチーフを事前にイメージしておくと、完成品への期待が高まります
職人の技を間近で見ながら自分の手で作り上げる上生菓子は、ガラス工芸やオルゴール体験とは異なる「食べられる伝統工芸」の魅力があります。北海道・小樽の旅に、日本の和菓子文化を体で学ぶ体験を加えてみてください。体験の後は小樽運河エリアを散策して、COTARUカフェに立ち寄ってみてください。旅の締めくくりに温かいひと休みをどうぞ。


