探偵はBARにいる 小樽ロケ地巡り|高島漁港と朝市食堂案内
- 6月2日
- 読了時間: 10分
映画『探偵はBARにいる』シリーズの小樽ロケ地を巡るなら、最初に押さえておきたいのは「主舞台は札幌・ススキノで、小樽は一部の印象的なシーンに登場する」という前提です。小樽だけで大規模に巡る作品ではありませんが、第3作の高島漁港・鱗友朝市周辺、第1作の小樽駅・港・花園エリアを組み合わせると、半日で北海道らしい空気を味わえるロケ地コースになります。
作品と小樽ロケ地の関係を整理する
『探偵はBARにいる』は、東直己さんの「ススキノ探偵シリーズ」を原作にした映画シリーズです。大泉洋さん演じる探偵と、松田龍平さん演じる相棒・高田が、札幌ススキノを拠点に事件へ巻き込まれていきます。第1作は2011年、第2作は2013年、第3作は2017年に公開されました。
シリーズの核はあくまで札幌です。小樽は主舞台ではないため、「小樽にある全ロケ地を長時間かけて巡る」というより、札幌旅行や小樽観光に1〜3時間ほど足す形が現実的です。この記事では、小樽フィルムコミッションや地域メディアで確認できる地点を中心に、根拠の強さを分けて紹介します。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
なお、映画のスクリーンショットや出演者の肖像は著作権・肖像権上の理由から掲載していません。現地の風景だけをもとに、ロケ地の雰囲気を案内します。
地点 | 作品 | 出典の強さ | この記事での表記 |
高島漁港 | 第3作 | 準公式(小樽FCロケ地マップ) | ロケ地 |
鱗友朝市「朝市食堂」(旧のんのん) | 第3作 | 準公式(小樽FCロケ地マップ) | ロケ地 |
食堂「かたの」 | 第3作 | 準公式(小樽FCロケ地マップ) | かつてのロケ地 |
JR小樽駅 | 第1作 | 二次情報 | ロケ地とされる |
小樽海上観光船乗り場 | 第1作 | 二次情報 | ロケ地とされる |
花園飲食店街 | 第1作 | 二次情報 | ロケ地とされる |
小樽の映画・アニメ聖地巡礼をまとめて見たい方は、親記事の小樽の映画・アニメ聖地巡礼マップ総まとめも参考にしてください。
高島漁港|第3作の冬の小樽を象徴するロケ地
高島漁港は、小樽市街地の北側にある現役の漁港です。第3作『探偵はBARにいる3』では、真冬の小樽で探偵が追い込まれるシーンのロケ地として、小樽フィルムコミッションのロケ地マップに掲載されています。小樽経済新聞でも、同マップの紹介記事で高島漁港が取り上げられています。
観光地として整備された場所というより、漁業のために使われている日常の港です。だからこそ、映画の中で描かれる冬の厳しさや、海沿いの荒々しい空気を感じやすい地点でもあります。雪の季節に訪れると、札幌のススキノとはまったく違う「港町の北海道」が見えてきます。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
ただし、現役の漁港である点は必ず意識してください。立入制限のある場所、作業中の岸壁、漁業関係者の車両動線には入らないこと。写真を撮る場合も、働く人の邪魔にならない外観・周辺風景に留めるのが安全です。
アクセス・基本情報
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市高島1丁目6-2 付近 |
料金 | 外観見学は無料 |
小樽駅から | 車で約15分/中央バス高島方面で約20分 |
注意 | 現役の漁港。作業エリアへの立入・無断撮影は避ける |
鱗友朝市「朝市食堂」|旧のんのんとして登場した食のロケ地
鱗友朝市は、小樽の朝の食文化を感じられる市場です。第3作では、前田敦子さん演じる麗子が海鮮丼を食べるシーンの場所として、当時の食堂「のんのん」が小樽フィルムコミッションのロケ地マップに掲載されています。
現在、撮影当時の「のんのん」は店名・経営が変わり、鱗友朝市内の「朝市食堂」として営業しています。つまり「映画と同じ店名を探す」のではなく、「旧のんのんの場所を引き継ぐ朝市食堂へ行く」と理解すると迷いにくいです。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。
朝市らしく、訪問は午前中が基本です。営業時間は早朝から昼過ぎまでが中心で、日曜定休や季節による営業変動があります。最新の営業時間は訪問前に確認してください。小樽駅周辺から少し離れますが、高島漁港へ向かう前後に組み込むと動線がきれいです。
アクセス・基本情報
項目 | 内容 |
住所 | 北海道小樽市色内3丁目10-15(鱗友朝市内) |
電話 | 0134-24-0668(朝市食堂) |
営業時間 | 4:00〜14:00頃(季節・店舗により変動) |
定休日 | 日曜日中心(繁忙期は変動あり) |
小樽駅から | 車で約6分/バス「手宮」下車徒歩約2分 |
食堂「かたの」|閉店済みのため「かつてのロケ地」として扱う
高島エリアでもう一つ、小樽FCロケ地マップに掲載されていたのが食堂「かたの」です。第3作で鈴木砂羽さん演じるモンローが働く食堂として登場した地点です。
ただし、調査時点では「かたの」は閉店済みです。現在の旅行者が食事目的で訪れることはできません。そのため、この記事では「今も行けるロケ地」として強くすすめるのではなく、高島エリアにあった、かつてのロケ地として扱います。
もし高島漁港を訪れるなら、「この周辺に第3作の小樽パートが集まっていた」と理解する程度で十分です。閉店した店舗の前で長時間撮影したり、現地の生活動線を妨げたりしないようにしましょう。
小樽駅・海上観光船乗り場・花園飲食店街|第1作の二次情報地点
第1作『探偵はBARにいる』については、小樽駅・小樽海上観光船乗り場・花園飲食店街がロケ地マップ紹介ブログや旅行口コミで確認されています。ただし、今回の調査では小樽FC公式ページで直接確認できた第3作地点ほどの出典強度ではありません。この記事では「ロケ地とされる場所」として紹介します。
JR小樽駅は、小樽巡礼の起点にしやすい場所です。1934年建築の駅舎や構内のガラスランプは、作品を知らない同行者にも楽しみやすい小樽らしい景観です。第1作では、小樽に到着する流れの中で登場したとされています。
小樽海上観光船乗り場は、小樽港の待合所として紹介される地点です。小樽駅から海側へ歩いて約10分。観光船の運航は春から秋が中心で、冬季は運休になります。ロケ地として外観を見に行くことはできますが、乗船を目的にする場合は営業期間を確認してください。
花園飲食店街は、小樽駅と南小樽駅の間にある飲食店街です。第1作のロケ地とされるほか、韓国映画『ユンヒへ』でも花園エリアが登場します。夜に雰囲気が出る場所ですが、現役の飲食店街なので、店舗前での長時間撮影や騒音は避けてください。
半日で巡るならこの順番
小樽市街地の第1作地点と、第3作の高島・手宮方面をまとめるなら、午前中に朝市から始めるのが最も自然です。
JR小樽駅(出発) ↓ バスまたは車 鱗友朝市「朝市食堂」(朝食・旧のんのん) ↓ バスまたは車 高島漁港(第3作の港のロケ地) ↓ 小樽駅方面へ戻る 小樽海上観光船乗り場(第1作の港待合所とされる地点) ↓ 徒歩約10分 JR小樽駅(第1作地点・巡礼の起点) ↓ 徒歩約5〜7分 花園飲食店街(第1作地点とされるエリア)
所要時間の目安は、車・タクシーを使うなら2〜3時間、バス移動と徒歩を組み合わせるなら半日です。朝市を入れるなら午前中スタートが必須です。札幌から日帰りで来る場合は、朝に小樽へ移動し、午前中に高島・手宮方面、午後に運河や花園を歩くと無理がありません。
小樽駅周辺だけを軽く巡りたい場合は、小樽駅 → 海上観光船乗り場 → 花園飲食店街の徒歩コースでも十分です。第3作の高島エリアを入れるかどうかで、旅程の重さが変わります。
札幌ススキノと小樽を組み合わせる考え方
『探偵はBARにいる』らしさを深く味わうなら、札幌ススキノと小樽を分けて考えるのが自然です。作品の主舞台はススキノで、探偵が日常的にいる世界は札幌側にあります。小樽は、港・朝市・冬の海といった北海道の別の表情を見せる補完的な舞台です。
1泊2日なら、1日目に札幌ススキノ周辺で作品の世界観を感じ、2日目の午前に小樽へ移動して高島漁港・鱗友朝市・港周辺を回ると、作品と観光のバランスが良くなります。JR札幌〜小樽は快速で約35〜45分が目安です。
小樽の巡礼だけで完結させようとすると地点数が少なく感じるかもしれません。しかし、朝市で海鮮を食べ、港町の冬の空気を感じ、花園の夜の路地へ入ると、ススキノとは違う「北海道の裏側」が見えてきます。そこにこのシリーズらしい渋さがあります。
訪問前に確認しておくこと
確認事項 | 内容 |
朝市の営業時間 | 朝市食堂は早朝〜昼過ぎが中心。日曜定休や季節変動を確認 |
高島漁港の立入 | 現役漁港のため作業エリアへ入らない |
食堂「かたの」 | 閉店済み。食事目的では訪問不可 |
観光船 | 運航は春〜秋中心。冬季は運休 |
花園エリア | 夜間の撮影・散策は店舗や住民へ配慮 |
権利関係 | 映画スクリーンショット・出演者写真の転載は不可 |
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アクセスと地図
以下の地図は位置確認用です。現地では営業時間・立入制限・冬季の路面状況を優先してください。
小樽駅の位置を確認できます。市街地巡礼の出発点です。
鱗友朝市の位置を確認できます。朝市食堂は旧のんのんの場所を引き継ぐ食堂です。
高島漁港の位置を確認できます。現役の漁港のため、作業エリアには入らないでください。
小樽海上観光船乗り場の位置を確認できます。観光船の運航期間は春〜秋が中心です。
花園飲食店街周辺の位置を確認できます。夜間は店舗・住民への配慮が必要です。
COTARUは小樽駅近くのカフェ併設レンタサイクルショップです。市街地の巡礼前後の拠点としてご利用いただけます。
FAQ
『探偵はBARにいる』の小樽ロケ地巡りで迷いやすい点をまとめます。
小樽だけで『探偵はBARにいる』のロケ地巡りは楽しめますか?
小樽だけでも第3作の高島漁港・鱗友朝市周辺と、第1作の小樽駅・港・花園エリアを半日で巡れます。ただしシリーズの主舞台は札幌ススキノなので、小樽は札幌旅行に加える補完コースとして考えると自然です。
第3作の小樽ロケ地で出典が強い場所はどこですか?
小樽フィルムコミッションのロケ地マップで確認できる地点として、高島漁港、鱗友朝市内の旧「のんのん」(現在は朝市食堂)、食堂「かたの」があります。ただし「かたの」は閉店済みのため、現在は高島漁港と朝市食堂を中心に巡るのが現実的です。
朝市食堂は今も営業していますか?
撮影当時の店名「のんのん」は現在「朝市食堂」として鱗友朝市内で営業しています。営業時間は早朝から昼過ぎまでが中心で、日曜定休や季節営業の変動があるため、訪問前に最新情報を確認してください。
高島漁港は観光客も入れますか?
高島漁港周辺の外観や海沿いの雰囲気を感じることはできますが、現役の漁港です。漁業関係者の作業エリアや立入制限のある場所には入らず、撮影も作業の妨げにならない範囲にしてください。
第4作『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』も小樽で撮影されていますか?
調査時点では第4作の小樽ロケ地は確認できていません。公開予定は2026年12月25日で、公開前後に小樽フィルムコミッションや公式サイトの情報を確認するのが確実です。
まとめ:小樽は「港町の探偵はBAR」を短く深く味わう場所
『探偵はBARにいる』シリーズの主舞台は札幌ススキノです。それでも、小樽の高島漁港・鱗友朝市・港・花園エリアを歩くと、シリーズが持つ北海道の渋さや、冬の海沿いの空気を別角度から感じられます。
小樽ロケ地は数こそ多くありません。だからこそ、出典の強い第3作地点を中心に、閉店済みの場所は「かつてのロケ地」として扱い、第1作の二次情報地点は無理に断定しないことが大切です。札幌と小樽を組み合わせる1泊2日の旅に、この半日コースを差し込むと、作品の世界をより立体的に楽しめます。


