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小樽の魚介 春-初夏5選【2026】|旬の時期と食べられる店

  • 4 日前
  • 読了時間: 9分

5月から6月にかけての小樽は、毛ガニ・ホタテ・ボタンエビ・シャコ・タコという5種の魚介が市場に出回り、旬の食材を求める観光客でにぎわう季節です。旬の時期・産地・食べられる場所を1本にまとめましたので、小樽訪問の食事計画にご活用ください。




なぜ小樽の春-初夏は魚介が美味しいのか

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


小樽は石狩湾に面した港町です。石狩湾は南西に噴火湾、北東にオホーツク海を控え、道内の主要漁場を結ぶ流通の要衝でもあります。春から初夏にかけて、オホーツク海では流氷が去り、海水温の上昇とともに魚介類の活動が活発になります。この時期に旬を迎えるオホーツク産の毛ガニやホタテ(地撒き式)が、小樽市場に数多く入荷します。

また石狩湾沿岸は北海道で唯一、シャコの刺し網漁が行われる地域として知られています。春の漁期(4月下旬〜6月中旬)には卵を持つメスのシャコが水揚げされ、地元では春の訪れを告げる味覚のひとつとして親しまれています。月刊小樽自身(2023年4月号)によれば、石狩湾産のシャコは「日本一との呼び声もある」と紹介されています。

こうした地理的条件と漁場の多様性が、春から初夏の小樽に豊かな魚介をもたらす背景にあります。旬の魚介を求めて早朝の市場を訪れる地元の料理人や観光客の姿は、この時期の小樽ならではの光景です。


5種の魚介と旬の時期

春から初夏の小樽で出会える主な魚介を、旬の月・産地・特徴とともにご紹介します。なお漁期は年によって変動します。訪問前に各市場・店舗の最新情報をご確認ください。

毛ガニ — 春はオホーツク産が主役 春(3〜6月)に小樽市場で流通する毛ガニは、主にオホーツク産です。流氷が去った直後の3〜4月が最盛期で、身入りがよく旨みが濃いとされます。オホーツク各地(雄武・網走・紋別・稚内・枝幸など)で水揚げされ、道内の毛ガニ年間水揚げの多くが春に集中します。夏(7〜8月)には噴火湾産が旬を迎えます。噴火湾産は希少で夏季限定ですが、加熱に強く旨みが溶けにくい特徴があります。小樽市場では春のオホーツク産・夏の噴火湾産と、産地の移り変わりとともに毛ガニを楽しむことができます。

ホタテ — 春-初夏の旬はオホーツク産(地撒き式) 春から初夏(5〜7月)に旬を迎えるのは、オホーツク産のホタテ(地撒き式)です。貝柱が厚く甘みが濃く、刺身や寿司に向いています。一方、噴火湾産(垂下式)の旬は冬(12〜3月)です。噴火湾産は旨みが凝縮されており、加熱料理に向いています。「春のホタテ」を求めて小樽を訪れる際は、オホーツク産の地撒き式が産地別の旬にあたることを知っておくと、市場でのやり取りや注文がスムーズになります。

ボタンエビ — 春漁の最盛期は3〜4月 ボタンエビ(トヤマエビ)の春漁は3月〜4月末が最盛期です。噴火湾・留萌・後志沖日本海・知床羅臼沖のオホーツク海など、水深100〜300メートルの漁場で水揚げされます。春のボタンエビはオスが中心で、透明感のある朱色に白い斑点が目印です。甘みと適度な食感が特徴で、刺身で食べると甘さが際立ちます。5月以降は漁期後半にさしかかるため、入手できない場合もあります。「初夏もボタンエビが食べられる」と断言できない時期にあたりますので、市場や店舗への事前確認をお願いします。秋(9〜11月)には子持ちのメスが漁期を迎え、こちらも人気があります。

シャコ — 石狩湾唯一の刺し網漁場 シャコの春漁は4月下旬〜6月中旬です。石狩湾沿岸(小樽・石狩)は北海道で唯一、シャコの刺し網漁が行われる漁場です。北海道プライドフィッシュにも認定されており、道内でも特別な位置づけを持つ魚介です。春漁で水揚げされるのは主に卵を持つメス(地元では「カツブシ」とも呼ばれます)です。卵の旨みが加わり、例年4月下旬の解禁直後から市場に並びます。北海道立総合研究機構の資料によれば、石狩湾のシャコ漁獲量は1999年以降おおむね90トン前後で推移しており、2013〜17年には150トンを超えた年もあります。秋(10〜12月上旬)にも漁期があり、脱皮後の身入りがよいシャコが水揚げされます。

タコ(ミズダコ)— 年間流通・春も入荷あり 北海道産のミズダコは、産地によって5〜6月が旬の地域もあります。道内最大産地の宗谷(稚内中心)では5〜10月、留萌地区では5〜7月が漁期の目安とされています。石狩湾でもタコ桁網漁が行われていますが、石狩湾産ミズダコの旬月を明示した公式データは現時点では確認できていません。小樽市場ではミズダコが年間を通じて流通しており、春から初夏の時期も入荷があります。産地や漁況によって状況が変わるため、市場での最新情報をご確認ください。


食べられる場所1 — 朝市・市場

早朝から開いている市場では、仕入れたての魚介を購入したり、その場で食べたりすることができます。各市場の取扱魚介は日々の入荷状況によって異なります。訪問前に電話でご確認いただくと確実です。

鱗友朝市(りんゆうあさいち) — 小樽港に近い色内エリアにある、地元の漁業者や魚商が集う朝市です。鮮魚・海産加工品店など約11店舗が並び、早朝から地元の料理人や市民が仕入れに訪れます。春から初夏の時期にはシャコやホタテを中心に、旬の魚介が並ぶことがあります。場内の食堂では早朝から海鮮丼なども提供しています。

項目

内容

住所

〒047-0031 小樽市色内3丁目10-15

電話

0134-22-0257

営業時間

4:00〜14:00(店舗により異なる)

定休日

日曜日(7〜8月繁忙期は営業店舗あり・年始休業あり)

アクセス

JR小樽駅前から中央バス約15分

公式サイト

なし(最新情報は電話確認)


三角市場(さんかくいちば) — JR小樽駅から徒歩1分という好立地にある、観光客にも利用しやすい市場です。カニ・ホタテ・シャコなどを通年または季節に応じて扱う店舗が並び、市場内の食事処では海鮮丼・刺身定食なども楽しめます。駅周辺を観光する前後に立ち寄りやすい場所です。

項目

内容

住所

〒047-0032 小樽市稲穂3丁目10-16

電話

0134-23-2446

営業時間

6:00〜17:00(食事処 7:00〜17:00)

定休日

年中無休(店舗ごとに異なる)

アクセス

JR小樽駅から徒歩1分

公式URL

http://otaru-sankaku.com/


南樽市場(みなみたるいちば) — 地元の市民が日常的に利用する生鮮市場で、新富町に位置します。観光地化された雰囲気より、地元の日常に近いかたちで鮮魚を見ることができます。月刊小樽自身(2023年4月号)の春シャコ特集でも、購入できる場所のひとつとして紹介されています。

項目

内容

住所

〒047-0004 小樽市新富町12-1

電話

0134-23-0722

営業時間

9:00〜18:00

定休日

日曜日

アクセス

JR南小樽駅から徒歩約3分

公式URL

http://www.nantaruichiba.or.jp/


3市場の位置は以下の地図でご確認いただけます。


*鱗友朝市の位置(Google マップ)*


*三角市場の位置(Google マップ)*


*南樽市場の位置(Google マップ)*


食べられる場所2 — 寿司店・海鮮店

市場で購入するのとは違う形で旬の魚介を楽しむなら、寿司店や海鮮丼の店が選択肢になります。小樽には実績あるベテランの職人が腕を振るう店が複数あり、それぞれ異なる魅力を持っています。訪問前に各店へ電話またはウェブサイトでご確認ください。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


おたる政寿司 本店(まさずし) — 寿司屋通りに位置する、創業80余年の歴史を持つ老舗です。季節の旬素材にこだわり、春から初夏にかけては道内で水揚げされた旬の魚介が握りに加わります。シャコ・ホタテ・毛ガニなどの旬ネタは仕入れ状況によるため、訪問の際は直接店舗にご確認ください。

項目

内容

住所

〒047-0024 小樽市花園1丁目1番1号(寿司屋通り)

電話

0134-64-1101

営業時間

ランチ 11:00〜15:00(L.O. 14:30)/ ディナー 17:00〜21:00(L.O. 20:30)

定休日

毎週水曜日・元旦(祝祭日・行事で変動あり)

価格帯

コース 12,000〜18,000円 / 握りセット 3,800〜6,200円 ※変動あり

公式URL

https://masazushi.co.jp/shop-honten/


伊勢鮨(いせずし) — ミシュランガイド北海道2012特別版で1つ星を獲得した寿司店です。「四季折々の北海道の旬のネタ」を提供する店として知られており、予約は2ヶ月先まで受け付けています。訪問前の予約が確実です。定休日が複数設定されていますので、公式サイトでご確認ください。

項目

内容

住所

〒047-0032 小樽市稲穂3-15-3

電話

0134-23-1425

営業時間

昼 11:30〜15:00(L.O. 14:30)/ 夜 17:00〜21:00(L.O. 20:30)※ネタ切れで早終了あり

定休日

毎週水曜日・第1・2・3火曜日(祝日・祭日は営業、振替休日あり)

公式URL

https://www.isezushi.com/


どんぶり茶屋 おたる堺町通り店 — 堺町通りの観光エリアに位置し、地元の旬の魚介を使った丼ものを楽しめる海鮮店です。小樽ニシン料理完全ガイドでも紹介したとおり、春には旬のニシン丼が登場します。5月から初夏にかけては、シャコやホタテなど季節の仕入れ状況に応じたメニューが加わることもあります。観光散策の途中に立ち寄りやすい立地です。

項目

内容

住所

〒047-0027 小樽市堺町3-24

電話

0134-64-5593

営業時間

11:00〜20:00(L.O. 19:30)

定休日

元旦・若干の臨時休を除き年中無休

アクセス

JR小樽駅から徒歩約13分

公式URL

https://donburi.jp/en/shop/otaru


旬を逃さないための予約・タイミング

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


5月から6月の小樽は、ゴールデンウィーク後も観光客の来訪が続く時期です。市場の朝市は早朝から活気がありますが、仕入れの魚介は昼前に売り切れることも多くあります。朝市を目的とした訪問では、午前9時までに到着できるスケジュールを考えると、選択肢が広がります。

寿司店の予約については、特に伊勢鮨は予約なしでの入店が困難な場合があります。政寿司本店もコースでの利用を検討する場合は事前予約が安心です。連休期間中は特に混雑しますので、電話での事前確認をお伝えします。

旬の魚介は年によって漁期が変動します。「今年のシャコの解禁日はいつか」「ボタンエビはまだ入荷しているか」といった最新情報は、各市場や店舗に直接ご確認ください。また小樽5月の天気ガイドも、訪問計画の参考にしていただけます。


まとめ

小樽の春から初夏に出会える5種の魚介を、旬の時期と産地の観点でまとめます。

魚介

旬の時期

産地の目安

毛ガニ

春 3〜6月(オホーツク産)・夏 7〜8月(噴火湾産)

オホーツク各地・噴火湾

ホタテ

5〜7月(地撒き式)

オホーツク(春-初夏)

ボタンエビ

春漁最盛期 3〜4月末(5月以降は漁期後半)

噴火湾・留萌・後志沖ほか

シャコ

春 4月下旬〜6月中旬

石狩湾(小樽・石狩)

タコ(ミズダコ)

年間流通(5〜6月旬の産地もあり)

道内各地(年間流通)


年によって漁期が変動するため、訪問前に各店・市場の最新情報をご確認ください。

※この画像はAIにより生成されたイメージ画像です。


市場で旬の魚介を見て回った後は、小樽運河エリア完全ガイドで紹介している観光スポットをのんびり巡るのも、小樽らしい過ごし方のひとつです。市場から運河・堺町通りへの移動には、COTARUの電動アシスト自転車が便利です。坂道の多い小樽の地形でも快適に移動でき、小樽レンタサイクル半日コースと組み合わせると、食と散策の両方を効率よく楽しめます。

小樽5月から6月の観光総合ガイドでは、魚介以外の見どころ・イベント情報もまとめています。旬の小樽を存分に味わうための計画づくりにお役立てください。


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※掲載情報は2026年5月7日時点のものです。最新の料金・営業時間・定休日・旬の魚介取扱状況は各店・市場の公式サイトまたは電話でご確認ください。

※この記事の情報収集・構成にAIを活用しています。


 
 
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